ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則【スペシャル・エディション】
1stと6th聴き比べてここまで違う印象を与える洋楽バンドも珍しいんじゃないでしょうか(邦楽バンドにはよくも悪くも案外いますが)
印象としては「これまでやって来たこと全部やってみました」+αという印象。
ヘビーな重低音のMUSEだけを聴きたいというひとには合わないかも。
シンフォニックなヘビーロックに始まって、ディスコ、ファンク、トランス、ダブステップと、以前にも増してかなり幅は広いです。これまでやって来たことの精度を高めて、さらに新たなタイプのスタイルにも挑戦しています。
加えてクリス作・ボーカルの曲が2曲入ってるのも新機軸で、特にSave Meはマシューのアルペジオを中心とした浮遊感漂うサウンドで新たな可能性を感じます。
マシューのカッティングとシンセの絡みが肝のメジャー感漂うBig FreezeもこれまでのMUSEにはなかったタイプの曲。
12,13は組曲風の女性ナレーションのメッセージ性の高いインスト(12に一部マシューのシャウトはありますが)。マシューのギターがヒステリックでたまりません。
確かに賛否両論ありそうな本作。"これまでのMUSE"という先入観は一度捨てて聞いていただきたいです。
ミューズ/ライヴ・フロム・アブソルーション・ツアー [DVD]
DVDなのだからやっぱり観てよくないといけない、編集が下手糞でカットのタイミングとかフレームの取り方がよくない、観てて気持ちよくない、カットはリズムを作ってしまうので下手だと曲のリズムを台無しにしてしまう、責任ある仕事をして欲しい、museに失礼だと思う。
moshi muse for iPad Falcon gray [グレー]
ipad2専用のケースの場合、両面カバー装着時は、そもそも収納不可能なインナーケースも多いですが、
ipad2にipad Smart coverとSimplism Apple製Smart coverを装着したままでも収納が可能です。
またアクセサリーも一緒に収納可能なので非常に気に入りました。
両面カバー装着したまま保護できるインナーケースをお探しの方にお薦めです。
ハラバルー ~ライヴ・アット・ル・ゼニース~ [DVD]
こちらのライブも侮るなかれ。
当時、20代であった彼らのパフォーマンスもフレッシュさがあって、新鮮な気持ちで観賞できた。
特にラストのBlissのパフォーマンスは圧巻。
マシューの音使いも今と変わらず凄い。
このDVDでも彼のカスタムギターの機能を堪能できる。
追記
このDVDにはマルチアングル機能が備わっており、ほかの角度からも彼らの演奏を見ることができる。
いろんな楽しみ方が生まれると思うので、試してみてください。
2nd Law
そこまで洋楽通ではないですし買ったの日本盤だけどもここでレビュー。
前半は結構好き。
特に4曲目のインスト曲Prelude と5曲目のオリンピックソングSurvivalの流れはドツボで、二つの楽曲を統合してしまいました。
2曲目のMadnessに至っては、何やら特殊な楽器を用いているらしく、ロックファンとして賛否両論な気もする意欲作だなと。
(iTunesのライブで確認した。)
でも10曲めに至ってはベースの方が作詞作曲をしており、これまでと全く違ったしっとりした柔らかい美声を響かせるバラードのような?
あれミューズの持ち味って何だっけ?
そこから11曲目に至っては、Queens Of The Stone Ageぽい楽曲でリフが凄く、またもボーカルがベースの人。
そして12、13になるとなんと最近流行っているDubstepだったり。
いやあんたらのDubstepなんて聞きたくないよ。
なんかアルバムの終盤自体がボーナストラックに思えてしまった。
でもその終盤がアルバムの題目なので、彼らがやりたかったことってもしかしたら現代音楽の批判と調和だったのかもしれない。
そうなってくるとこのアルバム自体かなり問題作だなぁーと確かに妙にPOPよりになってしまい、ミューズの変態性っていうのが物足りないような。
それでもアルバム全体を通してみると心地よく、終盤の楽曲も違和感はあるけど演奏などは心地いい。
あと日本版にボーナストラック無かったのに驚いた。特別版はプロモのDVDらしいが、結構珍しいような。