水戸黄門 サウンドトラック
日本で一番愛されているテレビ時代劇「水戸黄門」のサウンドトラックが今・この時代になって発売されたことは大変素晴らしい。他の方も書かれているが、放映から時間が経てば経つほど、この手の音源が世に出るのは難しいからだ。
とはいえ、これで完全とは言えない。まず、2枚組の1枚目が主題歌「あゝ人生に涙あり」で占められている。この曲は番組のテーマであり、「幻の4番」も発掘されたから仕方ないとも言えるが、トータル26分ほどで終わってしまう。残り50分をBGM集に充てることもできたはずだ。
さらに2枚目も45分強で終わってしまう。あと30分収録できなかったのか。いくら歴史のある番組のBGM集とはいえ、今の時代、この短時間収録でこの値段は高い。
しかし、このCDを買わないことには次はない。このCDが売れればみんなが待ち望む「完全版BGM集」が出る可能性が高まるのだ。まずははじめの一歩、このCDを聴いて吉報を待ち望もう。
侍戦隊シンケンジャー 第一・二幕 特別版 [DVD]
もちろん、シンケンジャーが好きだから買った1・2幕だったのですが、内容が予想以上によくて感動したので初めてレビューを書きます。
すべてが未公開映像ではないのですが、ちょこちょこ入ってる映像や画像で見えてくるストーリーが「なんで削ったの?」ってくらい重要で。
なぜ、召集を反対していた丈瑠があの態度をとったのか。
あの場面で家臣たちが反発したのはなぜか。
千明が未熟な理由。
などなど。
直接ストーリーに絡む内容が、この短い未公開シーンだけでいくつも明らかになって。ますます面白い作品になったと思います。
映像的には戦闘シーンがまるまる美味しい!もっと見たい!!
ドウコクの独白シーンが恐ろしくて印象的。けど恰好よかった。
ねたばれるので具体的にはかけませんが、流ノ介のシーン追加も面白かったし、獅子折神シーン追加もうれしかった!!
未公開映像なんてカットになった部分を入れたということだから、大したことないのかなあと思っていましたが、ますます作品が面白くなるなんて!!
本編は、本当に厳選されたカットで作られていたんですね。
まだまだ削るにはもったいないシーンがたくさんあったんだろうなあと思うので、全話分発売とまで無理は言いませんが、また未公開DVDが出ることを期待します。
仁義なき戦い [DVD]
「邦画なんて、演歌みたいに泥臭くてダサいか、J-POPみたいに薄っぺらくて軽〜いのばっかでしょ?」
と食わず嫌いの人にお勧めするのが、「七人の侍」とこの「仁義なき戦い」です。
どちらも何十年も前の映画でありながら、今も尚全く古さを感じさせず、現代の感覚で見ても何の違和感もなく楽しめる(=リメイクの必要性がない)完璧な娯楽映画です。過去の名作だから見ておかねばなどとお勉強感覚で構える必要は全くなく、普通に肩の力を抜いて楽しむことができ、なおかつ見終わったあとに「日本映画ってこんなに面白かったんだ・・・」と感動できる傑作なのです。
ヤクザ映画と聞くと「極道の妻たち」みたいなのを想像してゲエッと拒否反応を示す人も多いかと思いますが、これはいわゆる「ヤクザ映画」ではありません。暴力団抗争は単なる舞台装置に過ぎず、描かれているのはどの世界にも通じる、権力闘争に巻き込まれていく人間たちの赤裸々な人間ドラマです。でありながらスピーディーな展開とアクションが重苦しさを感じさせず、陰惨で救いのない話でありながら、見終わると不思議にスカッと爽快な気分になるのです。
暴力・流血シーンはありますが、今時の暴力映画と違って殺される側の「痛み」のようなものが画面から伝わってきます。虫けらのように殺されていく端役のチンピラもまた人間なんだということがわかるのです。まるで射撃練習の的であるかのように敵役をバッタバッタとマシンガンでなぎ倒すハリウッド製ヒーロー映画と、果たしてどちらが「残酷」なのでしょうか。
侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!(特別限定版) [DVD]
劇場に見に行ってきました。
単純に楽しくまさしく王道。
両レッドがメインになっていますが(あたりまえか)
両戦隊ともそれぞれのキャラが立っているので
個性のぶつかり合いが面白かったです。
アクションシーンも気合が入っていて見ごたえがありました。
そしてエンディング・・・
いいねっ!いいよ!
シンケン好きにはたまらないものがありました。
両戦隊好きなら間違いなく楽しめます。
VSシリーズ最高の出来だと思っちゃいます。