It's a Rumic World スペシャルアニメBOX【完全予約限定商品】 [DVD]
らんま1/2の新作が見れると聞いて嬉しくてつい買ってしまいました。(笑)
お話は原作にある春眠香の巻でしたが、そこからオリジナルな展開が広がっていき、かついつものドタバタでナンセンスなギャグも炸裂し、見応え充分でした。
“乱馬×あかね”のカップリングが好きな私にはたまらない萌え要素があちらこちらに散りばめられていて、二人のそんな行動や言動を見ていて、久しぶりにドキドキとキュンキュンしました。
うる星やつらと犬夜叉もなかなか面白かったです。
フィギュアも良く出来ていて満足してますが、正直女らんまの単体ではなく、乱馬とあかねのラブラブなフィギュアが欲しかったので、☆はひとつ少なくしました。
高橋留美子先生のファンなら、買わなきゃ損するマストアイテムです。
吉田松陰 留魂録 (全訳注) (講談社学術文庫)
すごい人である。本当にすごい人である。なぜか。1)当初捕縛された際の罪状だけでは死罪にはならなかった。しかし、幕府を覚醒させるべくこれまでの所行をすべて告白する。結果、死罪を被る、2)その際、自分の刑死が、後進の者ものを目覚めさせ、しいてはこの日本を新生させることにつながるとしたその心意気と達観、さらに本書にあるように、3)このように澄み切った、しかも潔さで死に臨んだ。いずれも、われわれには真似することさえ叶わない偉業である。ただただ偉業である。さらに、清明たるその死に対し、遺書である本書の原本が後世に受け継がれるまでの波瀾万丈の物語にもまた、私は涙を禁じえなかった。われわれ日本人は、このような方を先達にもつことが叶い本当に幸福である。日本人に生まれ落ちたことを感謝せねばなるまい。蛇足ではあるが、私は医学領域の末席に携わるものである。さる医師が、末期にあるさる患者様に本書を、さらにいうなれば第八章の御文を与えたところ、死に臨んでの覚悟が定まり、ある種の喜びをともなった諦観をその方にもたらした、という逸話にもまた、多くの人々は感動と感涙に誘われるであろう。我々は、先人たちが血と汗と涙でつづってきた日本の歴史と、この素晴らしい祖国日本を守っていくべき責務があるのだと、読後つくづく感じ入った次第である。
古川展生ベストコレクション-クラシック-
健康食品のDHCを買うたら、おまけでくれた。オリジナルの5曲が落ちて、かわりにマルティヌーやグラナドスが入って、曲順も入れ替えられているが、録音は同じものらしい。
チェロでピアゾラと言えば、ヨーヨーマが決定的だったが、古川もあなどれない。より、泣きが強く、延びがある。野太いくせに色っぽい。他の曲も同じ調子で、とくにカッチーニの『アヴェマリア』は、彼の十八番だけあって、地の底から天の果てまで、一本の欅の根と幹のように、力強く歌い上げる。
あえて難を言えば、無伴奏。ちょっといじりすぎ。バッハのストイックな敬虔主義ならではの音の構成に、オレが、オレが、という、彼の我が割り込んで、かえってかき乱してしまっている。もともと和声より単音を響かせる彼には、向いていないレパートリーな気がする。
なんにしても、これだったら、最初から買ってもよかったな、と思う。次に新しいのが出たら、ぜひと思う。
ルボー・サウンドコレクション ドラマCD ロッセリーニ家の息子 捕獲者
待望の「ロッセリーニ兄弟シリーズ」第3弾ドラマCD!!
今回は次男エドゥアール編。主人公は彼に恋し、切磋琢磨する
和風美人青年・成宮礼人。
礼人は、日本の老舗ホテルで真摯に勤務する若手リーダー。
幼児期のトラウマにより暗所恐怖症の彼は、10年前に米国での修行中、
金髪碧眼の麗人に停電のエレベーター内で助けられ、強烈に惹かれるまま
一夜を過ごしてしまった過去を持っていた。
歳月が流れ、一流ホテルマンに成長した礼人の前に、なんとあの夜を交わし、
その後手酷く失恋したはずの相手が自社の新しいオーナーとして現れる…!
彼はエドゥアール。世界で様々な事業を手広く展開するロッセリーニグループ
の御曹司で、フランスの故・名女優を母親に持つ、美貌の超セレブリティ。
ホテル経営の方針で衝突しながらも、いつしかパートナーシップで結ばれる二人。
だが、10年前の出来事を忘れたかのように振舞うエドゥに、礼人もまた、
知らない振りでやり過ごそうとするのだが…。
まず、主人公の礼人を演じる野島健児が得意とする「暗い過去を持つ、聡明な受け」
と中村悠一演じる「貴公子然としたアイス・ビューティー」エドゥアールの
キャスティングが、怖ろしい程に期待を上回っていた。
「君こそ、もう暗闇は平気なのか?」というエドゥの台詞。原作では礼人との過去を
持ち出すズルイ手段かと思っていたら、中村エドゥアールのその深い声の優しさ!
読者である私が想像していたよりもずっと、2人が不器用かつナイーブな心を持ち、
ホテルマンとして俊敏で優秀な男達なのだと、声優2人に教えられた。
ベッドシーンでの呼吸のシンクロも息を飲む素晴らしさ。本当に感動しました。
他の兄弟と違い、自らのマフィアの血から逃れようとしつつも、やはり
ロッセリーニでの思い出を捨てられないエドゥの葛藤と矛盾を体言してくれた
中村悠一と、恋愛の古傷を抉られたまま仕事に真剣に向き合う礼人のプロ根性を
魅せてくれた野島健児両氏の、見事としか表現不可能なドラマに、喝采したい。
原作を読んでいなくても、この2枚組だけで充分楽しめる。
岩本薫作品の中ではきわめて珍しい、ラブストーリー面よりもビジネスエピソード
が大人テイストに描写されていて、甘さが少ない分ラブシーンが濃厚に萌える。
声優同士の会話が無かったのが非常に残念!!野島弟・中村ファンならば必買!!
特にガンダム00のグラハム・エーカーの存在で中村ファンになった私には、
硬質だが感情表現が青い炎のように静かに燃えるエドゥアールのキャラには、
身悶えするくらい、嬉しいCD。ぜひ兄弟+恋人達のトークなど描き下ろして欲しい。
恋の香りは秋風にのって (ライムブックス)
壁の花のシリーズではこのヒロインが好きです。伯爵と反発しあっているけれど実はお互いに惹かれていて・・・会話のやり取りも面白い。リサクレイパスの話は他のヒストリカル作者よりも面白いと思います。他の作品も読破しようと集めてます。