Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~(通常版)
知名度の低い絵師の採用、メーカーの販促力が弱い、コンシューマーではオリジナルタイトルよりも移植タイトルの方が強いなど、商品として見た場合に不利な条件が揃っており埋もれがちですが、なかなかの良作です。
シナリオは王道的な展開で、キャラの個性で引っ張るタイプ。
話の組み立てがしっかりしており、起伏の少ない展開ながら眠くなるようなことはないでしょう。
テンポのいい主題歌や人気声優の好演も光ります。豊口めぐみや平野綾あたりが特にいいので、ファンの方なら買い。
いわゆる超能力が一切出てこない、正統派の学園恋愛モノは最近あまり見られなくなってきたので、そういった作品に飢えている?方にオススメです。
Φなる・あぷろーち ビジュアルファンブック (マジカルキュートビジュアルファンブック)
A4サイズの128頁で、うち96頁がカラー。
キャラごとのイベント&CG集が内容の半分近くを占めています。
ほか、販促用イラスト集、各種企画もの、ゲームの攻略チャート、スタッフインタビュー、原画集など。
一般的なビジュアルファンブックとしての要点は抑えていると思います。
一方で、いわゆる「書き下ろし」のコンテンツがあまり多くなかったのは残念でした。
既存の資産を詰め込んだだけ、といった印象も受けます(それがビジュアルファンブックなんだといわれれば、そうなのかもしれませんが)。
個人的には、メイキングの裏話や企画もののボリュームがもう少しほしかったです。
とはいえ、「ビジュアルファンブックを買おうか」と考えるほどゲームが気に入ったのならば、決して損はしない内容だと思います。
φなる・あぷろーち ドラマシリーズVol.3 美紀編
ふぁいなるあぷろーちらしい、にぎやかな雰囲気が出ていて面白いです。
前回出番が少なかった西守歌と、美紀のキャラクターがぶつかり合う、笑える作品になっていると思います。
φなる・あぷろーち ドラマシリーズ Vol.1 西守歌編
ドラマCD化とあって、どのような内容になるか期待半分不安半分でしたが、面白かったです。アニメ版ゲーム版どちらのファンにも対応している内容には感服でした。(ちょっとゲームよりかな?
岸尾さんの演技も素晴らしくハイレベルな作品だと思います。番外編となる「裏φなる・あぷろーち」も番外編らしく、会話の中に裏事情など盛り込み、そしてギャグ要素の強いまったくの別物語として確立されていていいと思いました。
φが好きなら西守歌が好きなら買って損無しです。
φなる・あぷろーち (通常版)
Φなる・あぷろーち、、、このゲームはそんなに嫌味が無いところが売りのゲームですが、もう少し刺激がほしいところもあるので星4つにしました。刺激がほしいと思ったらこのゲームは買わないほうがいいでしょうし、ゲーム性重視なら買っても損はしないはずです。