ゴリラ 警視庁捜査第8班 オリジナル・サウンドトラック
楽曲を提供しているのは井上大輔、鈴木雄大、センス、チョコレートキッズジュニア。なんだかアウトテイクみたいなやつを集めましたってな印象。これはまさしく『ぶっつけ仕事』だ。10点中2点
刑事ベスト24時!!
80年代から90年代の刑事ドラマの主題歌を集めたCD。
選曲はよかったが、もっと現在入手困難な曲を集め、
値段が高くなっても2枚組にしてほしかった。
一部の曲は収録時間の関係か、TVサイズだったのも残念。
全曲フルサイズで収録してほしかった。
「Gメン’75」は時代から外れており、選曲ミスだと思う。
ゴリラ・警視庁捜査第8班 セレクション BOX [DVD]
西部警察終了から5年石原プロが満を期して製作した作品、
中盤まではアクション重視、
以降はドラマ路線の展開に、
監督には小澤啓一・鈴木一平・吉田啓一郎・辻理・他名監督らが参加、
番組前半はゴリラのメンバーが豊富な重火器を装備してコンバットスーツに身を包みアクションをするなど、
他の刑事ドラマとは一線を画すものに。
海外ロケ・地方ロケやカーチェイス・爆破シーンも豊富だった。
中盤からはオープニングが変わりゴリラのメンバーも都会的かつライトな刑事ドラマになり、
内容は派手なアクションシーンが減りドラマメインの流れになった。
後半に差し掛かり脚本家に後半倉本聰を起用するなどテコ入れを図るなど、
努力が感じられた。
しかし本作は視聴率が振るわず短命に終わる。
ちょうど80年代後半はトレンディドラマの台頭により、
87年には必殺・ハングマン・太陽にほえろ・特捜最前線の終了などあり、
もう時代は男臭いアクションドラマよりも、
女性をターゲットにしたドラマ作りへシフトしていた。
最後になりますが厳しい製作状況の中いろいろな試みを行った点は評価すべきところです。
本作を見てゴリラ達の熱いポリスアドベンチャー楽しみたいと思う。
「ゴリラ・警視庁捜査第8班」MUSIC FILE
初回から多用され、かつ印象に残る曲でもあった「Make Up My Story」のコーラスにエフェクターの掛かったTVバージョンとセンスによるこれまたTV用の別テイクと思しき「Asian Freeway」すら収録されていなかった。これはかなりのマイナスポイント。発売告知を聞いてかなり期待していただけに現物を手にした時の落胆たるや…! 早く完全収録&復刻盤のリリースを望む。それまでは映像サイトの関連画像でも指を咥えて眺めるのみ。