JFKの寝室―ケネディとジャクリーンの封印された「性」
ケネディ暗殺関連の本を数冊詠んだ後、暗殺事件の背景だけでなくJ・F・ケネディやジャクリーンの人となりを知りたいと思い、二人がとりあげられているこの本を選びました。
タイトルからもしやゴシップ先行のいわゆる暴露本(とはいってもその定義はよくわかりませんが)かもという疑念を抱きつつ読みましたが、読後の印象は違いました。
この本はジャックとジャクリーンの残した「会話」や彼らを取り巻く人々の「言葉」を中心に、淡々とまとめてある形式でした。時折挿入される写真が効果的に彼らのイメージを植え付ける役目を果たしていたように思います。
確かに二人の私生活について芳しくない方面の事実(?)も書かれていましたが、それが彼らの評判をおとしめるものではなく、逆に重責を負った彼らの孤独感や苦悩と表裏しているようにさえ感じられました。
奇麗事だけではないからこそ逆に人間味があり、「時代の顔」としてではなく一個人として、一家族としての二人の人柄が伝わってくるようでした。
登場人物が多いので最初のうちは混乱しますし、回想シーンなどあらゆる場面で年次がいきなり前後するので時代考証が出来ていない身にはわかりづらい部分もありましたが、それを差し引いても良かった。
二人を少し知る手がかりとなりました。自分なりのイメージが抱けたと思っています。
ロマンスに部屋貸します(字幕) [VHS]
ニューヨークとマシュー・ブロデリックが好きな向きにはたまらない、極上のロマンティック・コメディ。ひとつのマンションを、日ごろ果たせぬ夢をかなえる場として、日替わりで借りる見知らぬ3人の男女。住む曜日が違うから、顔を合わせることはない。でも、生活の残り香が、おのずと住人の人格を語り、ブロデリック演じる主人公と、アナベラ・シオラ(『ゆりかごを揺らす手』)の演じる画家志望の人妻はいつしか惹かれ合う。と、夢のような話だが、マンハッタンならありうる!と思わせる展開。ダウンタウンのグルメ・デリ、「Dean & Deluca」や石畳の道も登場して、ニューヨーク気分を満喫できる。心暖まる、抜群に楽しい隠れた名作。
THE ART OF トイ・ストーリー3
CGアニメーションじゃなくても、アナログでも全然イケるんじゃ!
という思いも湧いて出てくる様な、本当に美しい内容です。
トイストーリー大ファンの我が家は文句無く全員満足な一冊ですが、
とてもアートな一冊なので、絵を描く人、絵を見るのが好きな人も大満足な一冊だと思います。
オールカラー(モノクロ写真、文章はもちろんありますが)で、どんな風にキャラの設定が進んで行ったのか、ワクワクします。
とにかく、アナログの絵の具彩色(CG彩色かもですがアナログ風です)のキャラが可愛い。
デッサン、立体(粘土)ものも楽しいです。
本は、重たく、立派な装丁です。
アメリカの本屋に行くと買って来る、メガネマークのCHRONICLE BOOKSの本なので、絶対的に安心感があります。
買って満足、トイストファン、絵描きには持っていて間違いない一冊だと思います。
classical ever!lullaby
休みの日、つい、TVをつけっぱなしにして、だらだらと過ごしてしまいがちですが、TVを消して、このCDをBGMにどうぞ。なごみますし、疲れもとれるような気がします。