いつか晴れた日に [DVD]
言わずと知れたジェーン・オースティンの名作「分別と多感」の映画化で、上映された当時の感動が蘇りました。脚本を担当したエマ・トンプソンと監督のアン・リーのセンスの良さを感じさせる作品。DVDには副音声で製作にかかわった4人(エマ・トンプソン、アン・リー他)の撮影当時の裏話が入っていて、これが結構笑えます。映画をすでに見ている人も試す価値あり。
分別と多感 (ちくま文庫)
素晴しいタイトルをもつオースティンの傑作 “Sense and Sensibility”が文庫化された。『いつか晴れた日に』という題名の真野明裕訳で読んだ人も多いだろう。冷静で気配りに満ちた優しい姉エリナー(=分別)と、奔放で情熱的な妹マリアン(=多感)が、それぞれに恋をして結婚するまでの、コミカルで楽しく、後味のよい物語。『高慢と偏見』や『エマ』とはまた違った味わいがある。たとえばエリナーは、密かに恋していた相手エドワードが結婚したと思い込んでいたが、それは彼ではなく弟の間違いと聞かされて、うれし泣きする。じっと耐えてきた彼女が舞い上がる最高のシーンだ。その箇所の二つの訳を比べると、違いは文章の切り方くらいで、どちらもとても読みやすい。
「エリナーはもうその場に座っていられなかった。走るようにして部屋を出て、ドアが閉まったとたん、うれしさがこみあげてわっと泣き出した。この涙は永遠に止まらないのではないかとさえ思った」(中野訳)。「エリナはもはやじっと座ってはいられず、走るようにして部屋を出た。ドアが閉まったとたん、堰を切ったように嬉し涙が溢れ出し、もう止まらないのではないかと初めのうち自分では思った」(真野訳)。「Elinor could sit it no longer. She almost ran out of the room, and as soon as the door was closed, burst into tears of joy, which at first she thought would never cease.」(原文)
Rarities
マニアな方は既に持ってる曲が多いと思うのでお得感はないかもしれないけど、自分はラブゴーズオンが入ってるだけでOK。サタスマで耳に入った瞬間大好きになりました。最近あまりないタイプのアップテンポで何回も盛り上がる曲です。ミスティマーブもいいしなんといってもモーニングシャインはとてもいい曲だと思います。アルバムで聞けてとても感動。実際には後半の曲はあまり聞いていません。でも好きなアルバムです。
いつか晴れた日に【字幕版】
エマ・トンプソンが演じるているのは「長女」の役なんですが
非常に長女の役割と言うか、損しちゃうんだよね、お姉ちゃんって・・・
という感じがものすごく上手に演じてて泣けました。
ケイト・ウィンスレット演じる、体当たりで恋する次女役も
情熱的ですごく素敵でした。
これはいい映画です。
高慢と偏見 [DVD]
英国在住の友人に薦められて、「高いなぁ・・・」と渋りつつ購入。でも、裏書に書いてある通り、6時間があっという間でした。何というか、これはもうコリン・ファースひとりに絞られます。登場人物が多い作品ではあるが、ダーシーに夢中にならない女性がいるのだろうか?と思うくらいセクシー。(男性もあの瞳にはヤラれるかも・・・。)なんて素敵な人なんだろうと、それはもうダーシーばかり見ていて、聡明なリジーがいいとか、古き良きイギリス効果だとか、何よりも脚本がいいとか、乙女の理想だとか、とりわけ2人が見つめあうシーンがいいとか、そういうことは、後に何回も見てから考えたことで、まずはダーシーなんだと思う・・・。この作品には不思議な魔力があります!(星が足りない!!)