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セメント樽の中の手紙 (角川文庫)
収録作品の中で特に『淫売婦』が良いです。初めて読む時はその凄惨さにジャック・ケッチャムの猟奇作品など連想しましたが、読み終えた時にはまったく別のジャンルに変わっていました。吐き気を催すような描写の連続にもかかわらず、むしろ読後感は爽やか… 日本にもこんなとんでもない作家がいたんですね。
青空文庫にも収録されていますが、それでも本棚に必携の一冊かと。
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