トライキッズレーベル 宮西達也シリーズ2「きょうはなんてうんがいいんだろう」 [DVD]
「きょうはなんてうんがいいんだろう」と
「はらぺこおおかみとぶたのまち」
収録。宮西達也さんのやさしい世界がDVDになりました。
明るい気持ちになれます。
日本語の声の出演は小倉久寛さん。
ほんわかした世界に合っていると思いました。
23分でこのお値段は高い気もしますが、
日本語音声、日本語字幕、英語音声、英語字幕は独立して選択できますし、
更に、よみきかせモードという音楽と効果音と日本語字幕という選択もできるので妥当かもしれません。
英語は聞き取りやすく、(おおかみさんなので多少だみ声ですが)
英語学習にもなります。
新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)
『夜は短し歩けよ乙女』を読んで楽しんだ人にお勧めする。短編はすべて同じ仮想京都を舞台とするからだ。詭弁論部があり、パンツ番長戦があり、図書館警察があり、単位取得と桃色遊戯にあまり熟達していない男たちが力いっぱい阿呆をやりぬく、あの大学の、あの文化祭のサイドストーリー集でもある。
短編集であるため物足りない感じもする。が、短編ごとにがらりと雰囲気を変えて見せた上で、登場人物が次の章のどこかに出てくるようなオムニバスになっている。そこに体はあるけれども心が場と一体になれぬ人の孤独感が、この本の全体に共通して登場人物の誰かが感じているものでもある。
南禅寺から銀閣寺までの哲学の道から蹴上インクラインの桜並木が出てくれば、思い出に胸が詰る。河原町から烏丸の四条の地下道も、桂駅から嵐山までも懐かしい。景色も、原作の風合いもさることながら、短編ごとに変化する作品の気配の違いを味わうことが面白かった。
ねじまきカギュー 4 (ヤングジャンプコミックス)
漫画ならでは!!って感じがしました。紫乃ちゃんのとことか特に。
あと新キャラいいですね!!窈とかマブルゥとか
狂気さにもどんどんのめりこんでいきます
個人的には富江ちゃんの水着姿に興奮しました。
文句なし!!星5つです
『神様のメモ帳』ドラマCD
ある理由で服を買いに行ったナルミが、詐欺師に騙されてしまい、後日同じビルでヤクザが騙される事件が起こっていた、って話です。
新しいイラストは、表紙と、詐欺師二人ののみでした。ナルミが買わされた服を着てる二人が、ちょっと見たかったかなと思いました。
脚本が「鴻野貴光」さんという、知らない人だったので内容が心配でしたけど、そこは杞憂でしたね。
小説では表現しきれない、ヤクザ? の迫力の一端を聴けますし、中々いい買い物をしたと思います。
栞ですが、こちらで購入したためか、ついてませんでした。
月山・鳥海山 (文春文庫 も 2-1)
小さい頃、父親の書棚に収められていた本の中で、この本からひときわ不思議な存在感を感じていた。「月」と「山」という漢字の組み合わせ、フクロウの絵、いびつに並んだ活字、作者の奔放な経歴…
それから長い歳月を経て初めて読んでみたが、やはり不思議な本だ。素晴らしい作品で、読み始めたその日から私にとっては宝物になっているし、読み終わった今は日本文学の宝物でもあると思っているのだが、では一体何がどう素晴らしいのかと問われると、説明できないのだ。説明しようとすると、かえってその素晴らしさを損ねてしまうような気さえする。孤独が好きな人、馴れ合いが苦手な人、一人旅が好きな人、でもどこかで人とのつながりを求めている人には、この素晴らしさが分かってもらえるのではないかと思う。