準一河本のすべらない話 [DVD]
正直参加メンバーのうち半数は滑ってしまっていた感は否めない気がしたが、その中でも話の内容が印象に残りやすい人もいて、たまに爆笑させられたので結果的には良かったと思う。
代表としては西森さん、黒瀬さん、河本さん辺りが安定していて、岩尾さんも自分のペースを保っていて面白かった。
西森さんの緊張が画面を通して伝わってきてもいたが、周りが先輩だらけの中、良く頑張って話を披露していたと思う。
爆笑オンエアバトル パンクブーブー [DVD]
「こんなに収録されてんの!?」
と驚くボリューム、そして最初っから
面白いのに、しり上がりにどんどん
レベルが上がりまくっていくパンブーの
凄さに降参してしまう内容です!!
去年のM−1で同パターンのネタを二回やり、
「あれっ!?」
と反応され優勝を逃したお二人。
でもこれを見て、佐藤さんがあの奇抜なネタを
発想して黒瀬さんと磨き上げて、
ぼくらにふたつ見せてくれるまでの
努力とか苦心とか、とんでもないものだったろうな、
と改めて思ったのです。
パンク・ブーブーはすごい!!
お笑いって素晴らしい!!
M-1 グランプリ 2009 完全版 100点満点と連覇を超えた9年目の栄光 [DVD]
「くすぶってる芸人のもんじゃM-1は!」
2008年M-1GP舞台裏でラフコントロール重岡が叫んだ言葉。記憶に新しい方もいると思う。
M-1はシンデレラストーリーであるべき。2009年、パンクブーブーが見事に体現してくれた。
私は個人的に、「今年はパンクブーブーだ!」と2007年から一貫して言い続けてきました。
お笑いファンならご承知の通り、毎年M-1の時期になると必ず名前が挙がる、実力が認められたコンビでしたが
人気はなかなかついてこず…「ヨゴレンタルラジオ」なんて呼ばれた時期もありました。
そんなコンビが正当な評価を得て、世に出ることは実に気持ちの良いものです。本当におめでとう!
が、、2009年大会で鮮烈な記憶を残したのは間違いなく笑い飯。
パンクブーブーが優勝した一因として、笑い飯の「鳥人」の大爆発によって、会場が「笑い飯優勝」ムードになり
逆にリラックスできたというのは大きいでしょう。そして、そのムードを一蹴した「チンポジ」…
M-1という大会は笑い飯と共に歩んできたといっても過言ではないぐらい、切り離せないものですが、
歴史を重ねるごとに加熱していった、M-1狂想曲を嘲笑うかのようなラスト。。
笑い飯は今まで一貫して、ふざけ続けてきた。「お笑い芸人って、こういうもんだろ?」とでも言いたげな、
「真剣にふざける」姿勢。BIG3にも通ずるような、真のお笑い芸人の姿勢を見せられている気がする。
笑い飯はとうとう優勝することはなかったが(実はあと一年あるっていう話ですが・・・)、
「奈良歴史民俗博物館」や、今回の「鳥人」、「チンポジ」など、様々な伝説を残した。
実質、一番にM-1に恩恵を受け育てられた芸人であり、そして、一番にM-1を育てた芸人である。
笑い飯が投じた一石により、なにかM-1に変化、進化があれば良いなと思います。
昨年のオードリーに続き、優勝者の印象が薄まってしまいましたが…
私は個人的に応援し続け、そして機会に恵まれず苦しんでいた、パンクブーブーの優勝には心の底から感動しました。
本当におめでとうございました!