覇響 [DVD]
おたくどちら様ですか?と言うほど歳をとったギルモア。しかし、ギターはその重ねた年齢もあってか、素晴らしいトーン。しかし、日本版の恐ろしく高い価格を本人は知っているのだろうか?しかも意味不明なタイトルに不必要な程強調されているピンクフロイド…。リチャードライトも言っているように、これはギルモアのライブです。フロイドを出せば売れるという、どこか我々買い手をなめているとしか思えない姿勢は、かなりストレスを感じると同時に、演奏者にも失礼極まりない!レビューで不快感をあらわにしていることは私自身にとっても初めてであることからもお察しください。ただ皆さん!このライブはそういう貧乏くさいヤツらを完全に忘れさせてくれます。本当に素晴らしい!これほど熟成されたライブは他に類をみません。
百花繚乱~ベスト・オブ・ピンクフロイド~
「対」以降、ピンク・フロイドは、ニュー・アルバムを発表していません。このアルバムは、ベスト盤です。だけど、ただ年代順に曲を並べる普通のベスト盤ではありません。聞き終わると、なにかニュー・アルバムを聴き終えた感じを受けます。ピンク・フロイドらしい構成でまとめられていると思います。全てのオリジナル・アルバムを持っている方でも価値ある一枚ではないでしょうか。
天才ギタリスト ピンクフロイド フィーチュアリング デヴィッドギルモア (シンコー・ミュージックMOOK) (シンコー・ミュージックMOOK 天才ギタリスト)
デヴィッド・ギルモアの本は皆無なのでとても貴重なので買った。
貴重なインタビューも収録されていて、ギルモアの人なりが伺えて良い。
アルバムごとのサウンド分析があったのも、とても良かった。
少々プレイ分析が、物足りなさを感じた。
音楽だけでフロイドのことをあまり知らなかったのでとても良い1冊でした。
ホワイトナイツ 白夜 [DVD]
今から見ると、本作の反ソ思想が鬱陶しいが、作中のバリシニコフの踊りの表現力には魅了された。ストーリーも上記の反ソ部分以外は割合と楽しめると思う。特に、脱出場面はドキドキさせられた。複数回の鑑賞にも堪えられると思う。
狂気の祭典~ライヴ・イン・グダニスク(DVD付)
リック・ライト最後のステージということで、感慨ひとしおです。新旧織り交ぜてのプログラムは、ロジャーがいたら、ニックがいたらの無いものねだりを含めてあらゆる言葉批評を拒んでいるように思います。不思議なくらいデイヴ・ギルモアの声が変わりません。もちろんDVDでのヴィジュアルは言いっこなしです。音も映像も完成度が非常に高く、これを否定する人は、ロックという音楽と、そこになんらかの繋がりを有する自らを否定するに等しいのではないでしょうか。