"伝説の4人の王"として、ペベンシー兄妹
ナルニア国物語 ランキング!
もうすぐ映画が公開されるので、昔読んだこの本を読み返してみました。子供の時には、自分の周りにもどこか他の世界へ行く扉があるのでは、と空想にふけったり、もしかしたら、自分の住んでいるこの世界でも動物と話すことが出来るのでは、と思いをめぐらせていました。今は、悲しいかな、そんな思いに浸ることができない大人になってしまいましたが、ナルニアワールドは色あせていません。子供の時のような、ドキドキ感はなくなってしまいましたが、今読んでも十分楽しい物語だと思いました。当時はエドマンドが大嫌いで、悪い子だと思ってましたが、今思うと彼の気持ちや行動もよく理解できます。私も成長したのでしょうか? ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり (岩波少年文庫) 関連情報
はっきり言って、前二作より面白い。いや、むしろ前二作を見てるから面白いのかも。 主人公が上手いこと入れ替わっていて、物語が続いていくのが、他のシリーズものには無い面白さではないでしょうか。そして、もう一つは、登場人物達の成長。エドモンドもルーシーも、前作に比べ大人になったし、振る舞いも大人。母親をさらわれた少女をルーシーが気遣ったり、しっかりお姉さんしてる。従兄弟のユースチスも、最初と最後では別人のようです。ナルニアでの冒険を通して、少年・少女達が見事に成長していく。第三作目にして、そのテーマ性を確信した時、何とも心暖まり、同時に勇気付けられる作品だな、と思いました。多分、これなら次出してもきっと面白いだろうな〜。いいぞ、もっとやれ〜、そんな感じ。 蛇足ですが、ハリーポッターで、ハリー達の成長が…、とか言うけど、あいつら大して成長してないよね。ハリー達は最初から『やるヤツ』だった。 ナルニアの主人公達は、出来ないところから始まる。その点、人間の成長、についてはナルニアのが一枚上手かも。多分、子供だらけでも、皆それぞれ年が違って、皆がそれぞれ歳相応の役割を果たそうとしたり、兄弟、姉妹の相対的な関係を意識してるからなんだろ〜な〜 ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 [DVD] 関連情報
カスピアン王子のつのぶえ―ナルニア国ものがたり〈2〉 (岩波少年文庫)
ナルニア国物語の2巻目。ふいにナルニアに戻される4人。しかし、王としての自覚を徐々に取り戻し、カスピアンを助ける。やはりアスランが来ると、心強く感じる。著者の天国への強い憧れを感じたように思う。 カスピアン王子のつのぶえ―ナルニア国ものがたり〈2〉 (岩波少年文庫) 関連情報
【映画パンフレット】 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』 出演:ベン・バーンズ
主要キャストの4兄弟が次回作からいないということなのでどうなっていくか不安でもあり期待しています。 【映画パンフレット】 『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』 出演:ベン・バーンズ 関連情報
古い衣装ダンスの向こうは別世界。
4人の子ども達の出会った不思議な冒険。
それぞれ子ども達の個性が光ります。
原作が予想以上に面白く、子ども達への紹介の導入として
この絵本を求めました。
絵が丁寧で、原作の香りを損なうことなく忠実なダイジェスト版となっており、
大満足です。
絵本 ライオンと魔女 (ナルニア国ものがたり) 関連情報