学術論文の技法
論文やレポートの書きかたに特化したものではなく、ひろく研究の
進め方、学問に取り組む姿勢を、これから研究を始めようとする人
に向けて、親切に語りかけた書といえます。
・学術論文とはどういうものか
・研究テーマをどうやって決めるか。どう具体的にしぼっていくか
・資料や文献はどうやって集めるか
・論文の体裁はどんなものか
・論文の文章に必要なルールはなにか(表記法や文体、用語など)
・引用と自分の言葉とをどう書き分けるか
こういったことに関心があり、身に付けたいと思う人、あるいは逆
にピンとこないという人、一度、手にとって読んでみてはいかがで
しょうか。
ただし、論文を書くうえでのより高度な知識――たとえばパラグラ
フ概念の理解や、階層構造をもった文章の組み立て――や、ひとつ
ひとつの文自体を書く技術――簡潔な文、明快な文――をえるため
には、この入門書とは別の本を読む必要があると思います。
ライセンス契約のすべて 実務応用編
従来からライセンス契約については複数の解説書が出版されているが、いずれもライセンス契約の標準文言の紹介に留まり、ライセンス契約の実務上の問題点(例えば独占ライセンスを許諾することにより発生しうる問題点)について明確に解説している書籍はほとんど無かった。
その点、本書は「実務応用編」と称するだけあって、単なる契約の標準文言の解説に留まらず、実務上の問題点が(失敗事例を引用しながら)紹介されているので、大変役に立つ。特に独占ライセンスに関する部分とクロスライセンスに関する部分は熟読に値する。
「一応ライセンス契約を解説書に従って、ドラフトしてみたものの、実務上本当にどこが問題になるか、よくわからない」といったレベルにある実務担当者に特にお薦めできる。
西岡たかし/斉藤哲夫 スタジオライブ&インタビューROOTS MUSIC DVD COLLECTION Vol.20
40周年ライブを見逃しました。
遠い世界には、40年ほど前に聞いたとも思えないほど、鮮明に覚えています。
「遠い世界に旅に出ようか、それとも赤い風船にのって、、、」
ある時代を築いた曲ですが、現代でも生かすことができるような気がします。
ゲストも多才な人たちなので、必見です。
五つの赤い風船/西岡たかし ソングブック
五つの赤い風船のCDは沢山出ていますが、一面全て、西岡さん名義のものは珍しいです。
西岡さんは昭和歌謡のカバーも出されていますが、西岡たかしさんに興味のある方には、
基本、このアルバムですね。
ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち
本はすぐに届きました。
手にしたとき「素晴らしき」素顔はどんなものなのか?興味深い本でしたね。
読むうちに作者の意図する「ミュージシャンたち」の意外な側面が見えてきました。
最近では強ちな「言いたい放題のち放置型」のエッセイではなく
音楽家というジャンルに深く携わっている作家の理念が伝わる内容となっていました。
とても好感の持てる良い本に出会えたと思います。