きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS]
本作品はきまオレシリーズで唯一DVD化されていません。
理由は、TVシリーズとあまりにも落差が大きく、ファンから問題視されているからかも知れません。
TVシリーズはラブコメ路線で、永遠に恭介、まどか、ひかるの三角関係が続く幻想を抱かせていました。
しかし、そんな幻想に疑問を感じた人への答えが、本作品です。
内容を一言で言えば、三角関係の清算です。当然、ラブコメではなく、昼ドラ路線です。
また、超能力も一切出てきません。
この変調を許容できるかが、一つ目の評価の分かれ目です。
次に、恭介、まどかも葛藤の末、大きな決断を下します。
恭介は優柔不断のかけらもなく、冷徹に何度もひかるを突き放します。
TVシリーズでは常に身を引いていたまどかも、ひかるをバッサリ切り捨てます。
この決断を受け入れられるかが、二つ目の評価の分かれ目です。
僕も公開当時は許容できなく、この作品を認められませんでした。
しかし、30半ばを過ぎた今見ると、妙に共感できます。
「何かを得ることとは、何かを失うこと」この命題を逃げずに真っ向から描ききっているところが、最大の評価ポイントです。
一度見て、ショックを受けた方も再度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
TVシリーズの甘酸っぱさもいいですが、本作品で描かれている青春のほろ苦さ(苦すぎるが‥)も魅力的ですよ。
梅小路蒸気機関車館―あの日に帰りたい懐かしき蒸気機関車たち
梅小路蒸気機関車館の簡単なガイドブックです。
D51−200、C57、C62、C56と動態保存の機関車は複数枚の写真があるものの、C53など静態保存の機関車はほとんどが前面のみの写真しかありません。
また、機関車の説明も簡素なものになっています。
ただ、安価なので手に取りやすいです。
Super Best Of Yumi Arai
ユーミンのベストはいくつか出ていますが、このベストが1番選曲が良いですね。私はまだ20代で進行形でユーミンを聴いていたわけではありません。でもこの頃のユーミンが1番好きですね。変に着飾っていない自然な感じが好きです。心に染み渡ります。。
青春歌年鑑 70年代総集編
60年代後半の生まれなので、青春期は80年代ということになるが、収録曲は全て聴いたことがあります。家族と観ていた歌番組の記憶もあるけれど、その後何らかの形で追体験したのだと思います。それだけ後世に残っているとも言えるし、一世代限定のようなヒット曲が多い90年代あたりと比べると、万人に愛された曲が多い気がします。しかし、あの曲が収録されていない!赤い鳥「翼をください」、井上陽水「夢の中へ」、チューリップ「心の旅」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」、バンバン「『いちご白書』をもう一度」、中島みゆき「時代」、ゴダイゴ「ガンダーラ」…。総集編をもうワンセットつくれそうな勢いですが、このレビューに書かせて貰ったので溜飲を下げることにしょう(笑)。ただ70年代の歌謡曲、ポピュラーソングを二枚組36曲で語り尽すことは出来ないと思います。それだけ溢れる曲(想い)があることは「幸福な時代」だったと言えるのでしょう。当時、私は小学生だったのだけど…。 なにはともあれ、素晴らしい総集編だし、70年代を切り取った一つの形だと思います。選曲者と各レーベルに敬意を表したい。
ジャポン
自分も含め、小野リサのファンであれば買っても損はないのでは。
ただ、ボサ・ノヴァを期待するのであれば、今回の作品はそぐわないと思う。
個人的には「異邦人」はちょっとイメージ違うかなと感じたかな。
好きなのは「遠くへ行きたい」と「見上げてごらん夜の星を」の永六輔作詞ものなり。