B´z The Best Treasure
プレジャー98とラン1998スタイルは新たに取り直された楽曲ですがかなりぶっとい感触になっています。もとの曲と聞き比べるとB'zの成長ぶりがはっきりわかります。
Insomniac
1stアルバム「ドゥーキー」が売れ続けている中で発売されたGREENDAY(グリーンデイ)の2ndアルバム。
アルバムタイトルを和訳すると「不眠症」である。
1stアルバム「ドゥーキー」はGREENDAYの想像をはるかに超えるセールスを記録した。
その為、GREENDAYを取り囲む環境は一変した。
要するに気が狂ってもおかしくない日常が続いた。
このアルバムはそういったフラストレーションが吐き出された内容の曲が多い。
「ドゥーキー」に比べると、アレンジ面はシンプルになり、突進性が増した。
しかし、そんな中でもこの段階では異色といえる「Brain Stew」という曲もある。
(「Brain Stew」⇒「Jaded」の繋ぎ部分は何度聞いても爽快)
「ドゥーキー」と比べると評価は低いのかもしれないが、個人的には好きなアルバム。
むしゃくしゃした時に聞きたくなる一枚。
YAGI 地上デジタル放送受信対応セミサーキュラー型UHFアンテナ(シルバーメタリック) DUCA-S
屋根上のアンテナの調子が日増しに悪くなるので(VUともにダメなんで多分混合器あたりの接触不良)、電気屋でアンテナの工事代について聞いてみた所、最低5万円はかかるとの事(千葉在住なので、東京タワー用と船橋送信所用の2本必要)。
ちょうど地デジのテレビを購入したいというのもあって、思い切ってDUCAを購入して自分でベランダに設置してみました。
結果、自宅から東京タワーまで、直線で25Kmほどですが、全く問題なく地デジ番組を見れています。もちろんチバテレビもバッチリ映っています。
無指向性のため方向の調整も不要で、一つのアンテナで複数の送信所にも対応してくれて、屋根に登る事もなく、これは大変良い買い物でした。
ついでに言うと、外からの見た目も、なかなか格好よいです。
政治家の殺し方
必死に家族のために働いているつもりだが、私に限らず普通の労働者なら程度の差はあれど皆そうだろうと思っていた。
ところが、この本を読んでその認識は的はずれだということがわかった。
特に公務員の実態の酷さに憤慨した。
退職の前日に昇給して退職金を増額する。細かいところでは、役所では特別手当というものが当時55種類あり、例えば住民票を発行する戸籍課窓口の職員が発行手続きをするだけで「登録事務従事手当」をもらっているという、羨ましい限りの第二のお給料があるのだ。横浜から東京へ行くだけでも出張手当が出ているという。
真面目に仕事をしているのがバカらしくなる。
その見直しだけでも29億円もの経費削減ができた。このようなさまざまな改革をした中田宏・前横浜市長だが、賞賛をうけるどころか、ねつ造記事の餌食になっていた。いったい、日本はどうなっているんだ?
横浜市の例はほんの氷山の一角なのだろう。自分が住んでいる地域でもこのようなことが行われているのかと思うと、怒りがおさまらない。
この本を読んで世の中の実態を知った。
こんなおかしな社会が続かないことを願うばかりだ。
無人島に生きる十六人 (新潮文庫)
嵐で船が難破し、無人島に流れ着いた十六人の船員たちの物語。
実話を元にして書かれた物語のせいか、脚色されたドラマティックな展開は少なく、どちらかと言えば、ウミガメの卵を捕ったり、魚を釣ったりという、淡々とした無人島での生活がつづられています。しかしそのせいかとても現実味のあるストーリーに仕上がっていて、読んでいると、まるで自分が船員の一人として彼らと共に暮らしているような気にさせてくれます。読み終わった後はまちがいなく、その日の食卓が素晴らしいごちそうのように感じられることでしょう。
しかし驚くべきなのは、海の上で生きる男たちの智恵という智恵。彼らは、無人島という絶対の孤独にいかに立ち向かうべきか、それをしっかりと理解しています。
無人島!での生活が始まる初日、中川船長は次の四つの決まり事を作りました。
一つ、島で手に入るもので、暮らしていく。
二つ、できない相談を言わないこと。
三つ、規則正しい生活をすること。
四つ、愉快な生活を心がけること。
便利なものに囲まれて暮らす現代の日本。欲しいものは何が何でも手に入れようとするわがままぶり。不規則で乱れた生活。不安ばかり募らせる日常。そんなことではいけない!と、まさに現代の日本人に警鐘を鳴らすかのような言葉が、ここにありました。私たちの住む日本も限られた資源しか持たない島国です。無人島で暮らしたこの船員たちから、学ぶべきことは多くあるのではないでしょうか。
いろんな意味でオススメの一冊です。