中国世界遺産 8 【ポタラ宮/麗江古城/承徳の避暑山荘と外八廟】 [DVD] WHO-008
ディスクが標準では中国語に設定されているのに
驚きます。まあ安値だから仕方がないのかもしれませんが…
映像は可もなく不可もなくといったところですね。
チベットの複雑な歴史を思うとナレーションのコメントには
ちょっと複雑な思いを感じますが
魔よけ百科 かたちの謎を解く
これを読んだら、身の回りが皆、魔よけに見えてきます。タイトルだけだと何だかマニアックな本だと思いましたが、ユダヤの星マークも、日本でも使われているのを知ってびっくりしました。そのほ鎧かぶとの前垂れに書いてある「前」という字が「魔除けのかたち」の9本の縦横棒のデフォルメだったりと、人間、心配なことがあると、こっそり「魔除けのかたち」を忍ばせていて、それは、日本人だけでなく、他の国の人も同じものを使っていたというのは奥が深いと関心しました。
レイプ・オブ・チベット―中華的民族浄化作戦 (晋遊舎ブラック新書 11)
タイトルは扇動的ですが、
内容は現在手にしうるチベット争乱関係本の中でも、
出色のできばえ。
2007年10月から時系列で、チベット内の争乱を
淡々と客観的に記録している。
3月14日の争乱が単なる暴発ではなく、
時間を掛けて澱のように積み重なっていった、
チベット人による不満の爆発と、
死の覚悟を決めた決起だったということがよくわかる。
チベット問題のドキュメントであるからには、
決して楽しくも心躍ることもなく、ただただ悲しく、
切なく残酷で、目を背けたくなる内容なのだけど。
それでもなお立ち上がったチベット人の魂の記録であり、
根底に流れる調べは崇高ですらある。
チベット支援者は全員、歴史書として持っておいた方が
いいと思うので5つ星。
20年後の歴史の検証に役立つこと間違いなし。