LEGENDS (2CD+DVD) (DVD付)
Disk2になぜあの名曲「 Lovin'you」が収録されていないのでしょうか
絶対に入っているだろうと思っていただけにすごく残念です
ただシングルと同時発売ということもあり非常にうれしい限りです
声質がちょっと変わりましたが迫力ある声は健在です
これからの森友さんの積極的な活動を期待し星4つつけさせていただきます
男女七人ネット心中―マリアはなぜ死んだのか
この本は、2004年10月に起きた男女七人を、その中心とされるマリアという女性と交流のあった著者による検証と、昨今流行(?)のネット心中についての考察本。
このマリアという女性は、T-BOLANのボーカル、森友嵐士の元妻で、「マリア」という曲で歌われていた女性。
著者の浅井哲也氏は、急増するネット心中に対し、そのきっかけとなる自殺系サイトを規制すべきだという意見とは、一線を画している。
それはなぜか?
死にたいと思って、自殺系サイトにアクセスをした人が、サイトで同じように行きづらさを感じている人々の出会うことによって、「生きよう」と思うことができる。
「死にたい」という価値観を共有することによって、はじめて「生きる」という感情が芽生えるという逆説がそこにはある。
何かよくない出来事が起きると、それに対して僕らはその犯人探しをする。
人が自殺するのは、インターネットで自殺系サイトがあるから。
インターネットはただのツールである。インターネットに人を自殺に導く力はない。
問題にすべきなのは、生きづらさを抱えた人々を生み出し続け、彼らをインターネット以上の世界より大きな価値観を提供できない社会にあるのではないか。
オレのバラッド
森友嵐士が帰ってきた。
90年代にT-BOLANファンだった者達にとって、これは手放しで喜んでいい事件だろう。
T-BOLANは、90年代にデビューしたビーイング系バンド群の中の1つで、今聴いても色褪せていない名曲を数多く生み出したバンドであり森友嵐士はそのメインコンポーザーであった。
振り返ってみると、オリジナルアルバムは1991年から1993年まで、アコースティックミニアルバムを入れても1994年までと実は意外と短い間に多くの作品を生み出していたことに驚く。
(オリジナルシングルは1996年までであり、90年代中盤に森友嵐士は燃え尽きてしまったのか?と思ってしまうが、ソングライティング能力が枯渇したわけではなかっただろうから、今後の活動においても期待できるだろう。)
しかし、その間の活動は非常に濃いものであり、T-BOLANの楽曲は90年代という時代を彩った。
今もあの頃を思い出せばその時その時にヒットしていたT-BOLANの曲も同時に思い浮かび、多くの人々に永遠のメロディーとして記憶に刻まれているだろう。
1999年のT-BOLAN解散の際にリリースされたベストアルバム、「FINAL BEST」に収録されていた未発表曲「Smile」の良さに感嘆すると同時に解散を惜しんだ。(2010年にリリースされたベストアルバム「LEGENDS」には「Smile」も収録され、更に未発表曲「満月の夜」が収録されている。)
あの頃、CDが出ればどのアーティストも当たり前のように売れる時代だったけれど、現在の音楽市場は縮小傾向にあり誰でもメジャー展開できるわけではなく、自分の好きなアーティストの新曲を聴けてライブを観られてということがとても嬉しい時代だ。
そして、支持することがそのアーティストの活動の場を維持できるということでもある。
T-BOLANはライブバンドだったが、ライブを大事にするバンドだったのはそれが森友嵐士の信念であったから。
森友嵐士には体に喉に気を付けて、いつまでも歌い続けてほしい。
BEST OF BEST 1000 T-BOLAN
90年代にヒットを飛ばしまくった4ピースバンド、T-BOLANのベストアルバム。
彼らの最盛期に当たる91年〜94年のシングル曲を多数収めたシングルコレクション的な内容。
1050円と低価格な上、ライナーノーツ(解説書)も付属されるためT-BOLAN初心者の入門用に最適だ。
個人的に大好きな「LOVE」が収録されていないのは残念。
「Heart of Gold」を収録したのは流石というべきか(笑)。