埋もれ木 [DVD]
埋もれ木 DVD 2005年作品
幻想と現実との境界、あるいは夢を描き出している作品なのでしょうか。
郊外の自然豊かな街、そこからグラディエーションの様にだんだん都会に近づく光景が広がる。
「お変わりありませんか?」と時間の流れの中で変化しない事が一つの価値観としてあった時代。
森、埋もれ木、都会というそれぞれの環境の中で生かされている人間。それを歴史と呼ぶのかもしれない。過去からしか学びえない人間がどのような未来を作るのか、もしかするとこの映画は、もう一度、ちょっと過去を振り返ってみようという示唆を与えているのかもしれない。
このDVDにはメイキングが付録として付いている。多くのCGが使われていることを示している。自然の風景までも今やCGで出来てしまうことに大きなため息と失望を感じた。映画は確かに作りものであり虚構かもしれないが、自然までもが人の手によって自由に描かれてしまう事に大きな驚きを感じた。
金色のコルダ~primo passo~クラシック・コレクション コンプリートBOX
★5つに近い、★4つです。
●アニメファンにとっては
・コンクールやそれ以外で演奏された楽曲が全て(たぶん)入っているので、アニメの想い出に浸りながら楽しめると思います。
●ゲームファンにとっては
・おまけで聞ける楽曲が入っているわけではないので、(個人的に好きな)感傷的なワルツやハンガリー舞曲などを期待している方には、むかないかも知れません。
●クラッシックファンにとっては(初心者含む)
・演奏はとても素晴らしいです。
・ピアノでの呼吸(鼻息?)が聞こえるのは珍しいと思います。私はそれが嬉しくて、呼吸を感じながら、より一層のめり込んで聴けるところがいいと思いました。
・有名な曲が多数入っおり、聴かせどころばかりなのがよいと思います。
・ヴァイオリン、ピアノ、チェロ、トランペット、フルート、クラリネットといろんな楽器での演奏が楽しめます。
・disc1〜3では、キャラクターたちの想い出話がはさまれるので鬱陶しいと思われるかもしれません。(妖精の思い出話→キャラの想い出話→演奏、妖精の想い出話→・・・といった風に)
・disc4はDVDでCDに入っている曲と同じなのですが、アレンジがCDとDVDとでは変わっていたり、CDではピアノ伴奏がなかったものがDVDではあったり、など変化があるので違いが楽しめると思います。
コルダ関連のCDを初めて購入した私は、十分楽しめました。
買ってガッカリするようなCDではないと思います。
花蓮の夏 [DVD]
素晴らしい映画です。
「朋友」実はこの言葉がくせものです。
英語字幕で観ると多くの方がラストであの波にさらわれてしまいます。そう「朋友」=「furiend」
になっているからです。中文の文法書にこんな一文がありました。
---もし“我的朋友”から“的”を取り去り“我朋友”とすると「友人」ではなく「恋人」と解釈される
可能性が高くなってしまいます---
さてセリフはなんといってるでしょう?
ぜひ見てください。そして叱ってあげてください。試験にかまけてふりそそく愛に気づかない鈍感者を。