声のトレーニング 歌える!話せる!自信がつく! 小林由起子 (生活人新書)
論理的に話す方法や、相手に伝えるための話す技術の本はたくさん書かれて
います。
しかし、話すための「声」について分かりやすく書かれた本としては最高の
一冊だと思います。
歌手が“ボイストレーニング”なるものを行っていることは知っていました。
しかし、どのような方法で何を行っているのかについてこの本を読めば一目
でわかります。
また、トレーニング方法については、写真入で詳しく書かれていますので、
実際に試してみることができます。
◆良く通る声として理想的なのは、冷たい息が手のひらの一点(小指の先位
)に集中して当たっていて、息の圧力をしっかりと感じることができること
です。
(「うーーーーーー」と息の続く限り発声しながら、手のひらを口から五セ
ンチほど離してあてがった状態で。)
◆良い発声のためには、呼吸を意識的に捉えなければなりません。
◆録音した自分の声が嫌いと言う人は多いですが、まず今の状態を知らなけ
れば変える事ができません。
発声と発音のワークを少しやってみましたが、“意識”することの難しさを
実感しました。と同時に一言一言を大事に話せるような気がしてきました。
ココアウト
味自体は普通のココアの様な感じで飲みやすいですが、ダマになると溶けにくい様で、結構かき混ぜたつもりでもマグの底に残ってしまうことが多いですし、価格にしては量も少ないので、リピートするかどうかと言われると、正直、しないかも。。。。
気軽に栄養を摂れる点をどう評価するか、でしょうか。
体に良いかどうかは、現時点では判断できませんが、今後しばらく飲み続けてみますので、また気づいたことがあれば追記させて頂きます。
認知症患者の摂食・嚥下リハビリテーション
私は某病院で勤務しておりますが、認知症患者さんが肺炎などで入院されると、それが治ったにも関わらず、今まで経口摂取出来ていたのが困難になっていくという事例を何度も経験しました。逆に病院で経口摂取が難しいと判断された患者さんが、在宅や施設に戻ると食べられる様になったという事例も多数経験しております。この本を読んで、特に病院勤務者は認知症患者さんにケアでなくキュアを行おうとするのでうまくいっていないのだと実感させられました。歯科の先生が中心に書いておられる様ですが、すばらしい内容ですので、認知症患者さんが食べないで困っているという医療従事者の方々にぜひ一読して頂きたい。