紅蓮の月
まず冷徹にして妖艶なピアノの旋律が印象的だ。そしてそこから醸し出される張り詰めた空気感・漲る雰囲気が凄く歌声の美しさには息を呑む
ばかりだ。。
漆黒の奥の方から滲み出るような報われない情念を感じる歌詞には生唾ごくり。。この柴田淳さん独特の世界観には本当に心がさらわれますね。
やっぱり、、うん。個人的には彼女の曲では一番好きかも。多くの人に聴いていただきたい名曲の一つです。
美しい罠 完全版 第1部 後編 DVDボックス
登場人物は誰一人善人がいません。誰もが自分の目的を達成するため、手段は選ばない。時には残酷なまでに愛を利用し、そして愛に裏切られ・・・。人間の魅力というものは、必ずしも誠実さに息づくものではないという事に気付かされます。見終わる頃には、すっかり登場人物人物全員虜になってしまいました。華麗にして残酷、しかし狂おしいほど切なく、美しい人間達の織り成す悪の華。見るときはハンカチを忘れずに。
BEST THE BACK HORN
バックホーンの事を始めて知ったのはシングル「風船」の時だったが
そこから数えて約7〜8年、個人的にも感慨深いベスト・アルバムが出た。
シングル「罠」に続きこのアルバムもスマッシュヒットし、
いよいよ彼らを受け入れられる土壌が出来上がってきたという感じ。
そんな今だからこそこのベストで彼らの今までを再確認、または新発見し
これからの展開を楽しみにしておきたいと思う。
彼らがシーンに登場したときはeastern youth直系のエモーショナルロックの最先端として
自分は認識してたと思う。恐らく「ひとり言」や「サニー」を聴いてからだろうか。
そこから1st「人間プログラム」で彼らは単なるフォロワーにとどまらない個性溢れる
衝撃的なロック・アルバムをいきなり完成させた。ちなみに自分はこのアルバムが
彼らの作品の中で一番のお気に入りである。(まあ気分によって変わることもあるが)。
そのアルバムのなかでも滾るようなサウンドと切れ味の良いカッティングが炸裂する
名曲「幾千光年の孤独」もこのベストに収録。この曲のイントロの部分が凄い好きだ。
そこから1stの感触を広げてみたような「心臓オーケストラ」からは「涙がこぼれたら」が
私的フェイバリット。ファンキーさを感じさせるサウンド(これは彼らには珍しい!)や
胸にまっすぐに届く歌詞&歌がたまらない。歌詞をじっくり読んで欲しい曲。
そこから「イキルサイノウ」「ヘッドフォンチルドレン」に続く。この2作は基本的な
バンドエッセンスは変わらないものの、サウンドの面で新たな部分をたくさん取り込んだ
豊かなアルバムになっており、個人的には日本人にしか出せないような切ないメロディーが
光る「夢の花」がお気に入り。後半でスキャットも入るのだがこれがまた良い味を出してる。
また「ヘッドフォンチルドレン」は彼らの最高作の一つだと思っている。
そしてそこから変化を見せた「太陽の中の生活」「THE BACK HORN」に続く。これらの作品
は今までの彼らの作品とは異なり、まず叫ぶようなエモーショナルな楽曲は少なくなり
歌詞のほうも絶望や悲しみよりは希望や喜びなどをテーマにするようになった。
まあもちろん基本的な部分は変わってないし、サウンド的にはバリバリロックだが
多少戸惑った人もいるだろう。しかし「声」や「舞姫」などアグレッシブな名曲も
誕生しており、一概に否定は出来ない。実際「声」はよく聴いたし、勢いが凄い。
今のバックホーンもまた、バックホーンには変わりないのだろう。
やたらアッパーで気持ちが良い新曲の「刃」も収録。シングルは全部入ってるし、
アルバムからもキャッチーな楽曲、そしてインディーズのナンバーも収録、と
いいとこどりでいい曲だらけの良「ベスト盤」となった。これを聴いて好きになったなら、
「セレナーデ」「8月の秘密」「ゲーム」「孤独な戦場」「運命複雑骨折」など
コアなオリジナルアルバムの楽曲たちも是非どうぞ。
美しい罠 完全版 第1部 前編 DVDボックス
このドラマを見終わった時初めて昼ドラで涙を流しました。今まで見たドラマは良かった〜としか思ってなく、時が経てば忘れていましたが、このドラマは違います!一見の価値ありです!見て損はありません!
イタリア古典歌曲集(カロ・ミオ・ベン)
イタリア歌曲をちょうど習っているところで、「もはや私の心には(うつろの心)」を聴きたくて買いました。とてもいいCDです。全音楽譜出版社の『イタリア歌曲集1 中声用』を勉強されている方は、同じ曲が入っているので、参考になると思います。これだけの値段で、こんなにいい曲が聴けて大満足です。