短命の百合達 [VHS]
94年4月14日中野サンプラザ・ライブ映像ですが、ただライブをそのままという感じではなくて1つの物語のようにさえ見えます。この日のライブは、6人の分身達を背に7人目の清春が過去の分身と同じ様に純粋さを保ち、ラストシーンまで生き、なおかつ前に歩いていられた、という内容のものだそうです。
全体的に照明の色がハッキリして綺麗な画です。「短命の百合達」「棘」など10曲収録。11曲目の「for daer」はPVです。
この頃の清春に、もう1度あの頃の私に戻って会いたい。
FUCK THE FAKE STAR THE NEWEST FEATHER(3枚組DVD)
とにかくかっこいい。
清春も当然かっこいい。
でもでも人時のあのあの楽しそうな顔、笑顔。
僕は印象的でした。
嬉しかった。
日清 ふわふわ卵の春雨スープ 19g×6個
この「ふわふわ卵」と「ピリ辛たんたん」と同時に購入、食べ比べをしてみました。
個人的な味覚と相性にしかすぎませんが、ピリ辛よりもこちらのほうが食べた後
が満足感がありました。もっとも去年日清さんから出てた「おとうふ御膳」(今年の物はまだ食していませんので割愛)
と比べると上品さに雲泥の差がありますが。
という事で星4つとさせて頂きました。
※去年のおとうふ御膳が無ければ(笑)文句無く星5つだったでしょう。
清春 5.21 PERFORMANCE AT 九段会館 RHYTHMLESS & PERSPECTIVE LIVE『光と影』 [DVD]
<disc1>
1.pleadge
2.CROW
3.真冬の華
4.情熱の影−silhouette−
5.窓
6.空
7.空白ノ世界
8.DANCE
9.FINALE
10.闇
<disc2>
1.光
2.I know
3.輪廻
4.湖
5.この孤独な景色を与えたまえ
6.loved
7.MELODIES
8.楽園
<ENCOLE>
1.飛行船
2.君の事が
3.HORIZON
このDVDを見て率直に思ったのは、もう彼は音楽のジャンルや大衆性における既成概念に囚われることなく自分のアーティスト性を確立してしまったんだということ。それはコンセプトアルバム「light」と「shade」での遠近法を用いた奥行きのあるアコースティックサウンドを核にした聴覚的な表現の仕方に加え、このDVDでのスクリーンに映し出される映像世界と、リズムレスなバンドスタイルにおける徹底した「伝える」歌唱を展開する視覚的な表現でもとてつもない作品(ライブ)を作り出しているのです。
「憧れ」をテーマにピンと張り詰めたようなヴォーカルを持って緊張感のある世界観を繰り広げた新曲「pleadge」から幕を開け、ダークとポップの両極を自在に操るようなメロディーの「CROW」では煙草の煙をもまるで幻想的な世界のパーツと化したよう。儚さと普遍の愛が込められた「真冬の華」ではタイトルの如く美しい花の映像と共に優雅に客席を魅了。黒夢時代の「情熱の影」ではラストの「歯のあとがにじむ〜・・・」の噛み締めるような歌い方がバンド時代の曲の雰囲気に更にムーディーな味わいを感じさせますし、ステンドグラスの映像が効果的に使われて「旅人」の孤独な心情が綴られた「窓」なんてもうこのライブのために作られたといってもいいぐらいですね。「空」もまるでヴォーカリストの人格が二つ存在しているような表現力を見せています。熱唱する姿が本当に誠実な印象の「空白ノ世界」、できればコンセプトアルバムにも収録して欲しかった「DANCE」、sads時代の名バラード「FINALE」、そして「shade」の中核とも言うべきダウナーなオーラを放つ「闇」等、このライブでの歌い方でますますリリックの深さを実感させるものに生まれ変わっています。
本人も仰るように、ある種宗教的な神々しさを放つ「光」で第二の幕を開けると、新曲「I know」では打って変わって軽やかなパフォーマンス。オーディエンスの鼓動が高鳴るのを見ていて感じるよう。清春ソロ作品の傑作とも言える「輪廻」はあえて静寂を纏ったように、「湖」と「この孤独な景色を与えたまえ」は4thアルバム「VINNYBEACH」でテーマとなった「孤独を知ることで生まれる無償の愛情」が迫るように訴えかけてきます。一気に観衆の心を釘付けにしたところで、彼のもう一つの魅力である優れたポップソングを作る才能を遺憾なく魅せつける「loved」が素晴らしいほどの幸福感を演出。清春さんの歌を聴き続けてきて本当に良かったと思わせてくれる歌詞も最高な名曲ですよ。本編ラストをこれまたsads時代の結晶とも言うべき名曲「楽園」で飾り、この曲のサビの天にゆっくりと昇るような歌い回しが確実に楽曲が成長しているんだということを証明してますね。この曲も是非次回のリズムレス&パースペクティブアルバムに収録させて欲しいです。
アンコールでは衣装共に肩の力の抜けたパフォーマンスが始まり、ラストの歌詞部分を大幅に変え、孤独の歌から愛の歌に生まれ変わった「飛行船」や「HORIZON」が最後まで恍惚の世界観で画面を隔てた自分まで魅了してきました。「素晴らしい」だけでは言い表せない感動がずっと胸に残響しています。
これは現時点で間違いなく清春さんが歌い手として作り上げた集大成であり最高傑作です。これを見て心を揺り動かされない人はいないんじゃないかと思えるほどです。こういった緩やかな曲調だけを扱った楽曲をやるライブは見る気になれないと食わず嫌いをせず、是非この作品で新しい彼に触れて欲しい。聴かせて魅せるアーティストとは、まさに彼のことなんだということが、きっと実感してもらえると思うので。
リアル 8 (ヤングジャンプコミックス)
『リアル』の8巻。
戸川たちタイガースの東京都予選後と
自分の道を模索する野宮、そしてひたすらリハビリの高橋を描く。
本当にわずかだが高橋は前に進んだと思う。
先天的であれ後天的であれ下半身不随はとてもつらい事だ。
だが、より絶望を感じるのは後天的(事故や病気)ではないだろうか。
ふつうに生活できた日常がいきなり終わり、車椅子の生活という現実は、考えただけでも耐えられない。その高橋もこれまでその生活を奪われたことで自虐的になり、現実を直視しない姿(叫びや諦め)が描かれていた。
今回高橋は「床トランス」という基本に挑戦するのだが
その中で同じく床トラに挑む人の話を聞くことになる。彼は信号待ちのときに飲酒運転の車が突っ込み今の状態になったと話す。それを聞く高橋の中には共感とか同情とか優越みたいな気持ちはない。ひたすら人の言葉を聞き、人を認め、人の交わりを体感している高橋がそこにいる。人の「生」を感じ取ろうとする姿が印象的である。
高橋ばかりになってしまったが描写がとても丁寧なのだ。
彼のプライドが落ちたそのときから、彼の「生」の有り様がとてもリアル。
高橋には願わくば戸川と出会い、バスケをしてほしいと思う。