ムシウタ09 夢贖う魔法使い (角川スニーカー文庫)
むしばねを支援していた宗方が失踪した!?困っていた詩歌たちに接触してきたのは、赤瀬川財閥を率いる少女、赤瀬川七那だった。七那は、虫憑きを商品としてビジネスに使うことを持ちかけるが...
赤瀬川七那など、bugシリーズで登場した人物も登場し、"始まりの三匹"よりさらに根源の存在である“始原の虫憑き”をめぐってのオークションが展開されていきます。謎の言葉、“エンクロージャー”“バブル”“パラダイムシフト”とは!?物語の中で何度も問いかけられてきた「ムシって何なの!?」という問いかけの答えは見つかるのでしょうか?ぎりぎりの状態で自らのムシを制御するかっこうも、ほんのちょっと登場します。全ての謎が絡み合い、話に引き込まれます。次が楽しみです。
ムシウタ〈01〉夢みる蛍 (角川スニーカー文庫)
やや難しめの表現と粗が見られますが、話自体は面白いと思います。
キャラが立っていて、人数が多くてもある程度は区別がつくのはいい感じです。続刊ごとに読み直すのは正直大変ですので。
とはいっても話のスケール上、キャラの入れ替えが激しくなっていきますが…。
超人・超能力系の話が好きな方にはとっつきやすく、十分に楽しめると思います。
夢という漠然としたテーマを作者がどう扱うのか、続刊に期待です。
ムシウタ 第2巻 限定版 [DVD]
大人気ライトノベル、ムシウタのアニメ版です。この作品は小説の第一巻の物語をアニメ化したものとなっています。
小説を読むだけではイメージしづらかった情景などが繊細に描かれているため、原作を読んで分かりにくかった方にはこのアニメを見てこういうことだったのかと納得できる場面も多数あるのではないかと思われます。
ただこのアニメ版のムシウタはオリジナル要素やオリジナルのキャラクターが多数含まれているので、原作のストーリーがお好きな方には見て後悔するという可能性も有ります。それに加え、イメージが自分の思っていたものと違うと思われる情景もいくつか出てきていたり、小説にはあってアニメにはないシーンというものもあるので、アニメを見ることによって自分のイメージを壊したくないという方にはあまりお勧めできません。
僕個人の意見としてはアニメ版のオリジナル要素も違和感無く見ることが出来る仕上がりとなっていた事に加え、そこそこ楽しめたので星4つとしました。
佐藤ひろ美 the BEST-Ever Green-
姉妹編にあたる「Sky Blue」と同じく、佐藤ひろ美がボーカルをつとめるアニソン・ゲーソンが「これでもか!」というくらい詰まったアルバムです。
「Green」と銘打ってあるように、グリーングリーン関連の曲がやや多めです。
もちろんアニメやゲームの楽曲に限らず、今までのアルバム曲もしっかり収録されています。
歌詞カード中、一曲ごとに一言コメントが添えられているのですが、これがまた素晴らしい。
収録当時を思い返しての言葉や、作詞作曲に込めたメッセージ、などなど……。
手元に置いて、時折手にとってパラパラとめくりたい、そんな素敵な小冊子つきのベスト盤です。