E=MC²~ MIMI第2章 (デラックス・エディション)
「The Emancipation Of Mimi」以降、POPSよりもR&B色の強いアーティストとなったマライア。
今作もR&B盤としてはクオリティが非常に高い。
ただ、従来のような7オクターブの超高域ボイスで魅せるメロディアスなバラードはなく、
所謂POPSアーティストとしての全盛期の彼女のファンには受け入れ難い楽曲が並んでいるのも事実。
私はマライア個人というよりも、重いビートがズンズンにのったR&Bそのものが好きなので、
純粋にR&B盤として評価すると文句なしの星5つに値する。
オープン・アームズ~グレイテスト・ヒッツ
ひと昔前にマライア・キャリーがカヴァーして再注目されたオープンアームズが邦画海猿で再々注目。この曲目的で購入された方も他の曲も素晴らしいと感じて頂けるはずの良質ロックです。本物中の本物ですから間違いない品物です。
これをきっかけにしてVoのスティーヴペリーのソロ、gのニールショーン、Keyのジョナサンケインが参加したバッドイングリッシュ、元Keyグレッグローリー、bロスヴァロリー、らが隠れた名ヴォーカリスト、ケヴィンチャルファントと組んだザ・ストーム(本当にすごい名盤)など他にも関連作品は多くありますので良質メロディに酔ってください!
VISION OF LIVE+3 [VHS]
とにかくこれは、何が何でもこれは、誰がなんと言おうともこれは(言えないに決まってるが)、永久保存版なのだ!!
マライアがまだまだ「歌う」ということを心底純粋に楽しんでいたころに本当にステージに立っていることに感謝の想いを抱きながらうたっていた映像であり、声であり、こころが詰まっている。
いまは亡きデイビット・コールのピアノを弾く姿も収まっている。観る度に涙が溢れる。。。
このビデオを観て鳥肌がたってしまうほど感動を覚えるのはきっと私だけじゃない。顔も身体も変わってしまう前の私の大好きだったマライアに会えるビデオ。マライアを知らなくても、曲を聴いたことがなくても絶対に大満足して幸せな気分になれないひとはいないだろう。。。そう、確信している。
エージェント・ゾーハン コレクターズ・エディション [DVD]
とにかくオドロキと爆笑にとびっきりイカしてます。あのイケテないドジ男的ダサダサの中にマイルドな優しさを漂わせる役で通していたアダム・サンドラーが見事に180度反転、はしゃいではじけてプッツンしかもワイルドなナイスガイに変わってしまいました。
イスラエルとパレスチナ、その間にアメリカが参入するといった形の政治色が濃く現れており、それらに対する痛烈な社会風刺のブラックユーモアーもあまりにもあっけらかんに、しかも非常にお下劣なのですが、それがおかしくて絶え間なく抱腹絶倒してしまいます。
寸劇のように数々の有名人が出演しているのもお楽しみのひとつです。よくこれだけ多くのスターが集まったものだと感心してしまいます。
よくできたコメディーだと思います。日ごろの疲れが吹っ飛ぶこと間違いなし。お子さま向きではないですが、オススメです。
世紀のライブ、女神たちの競演~ディーバズ・ライブ~ [VHS]
アレサ・フランクリンの鳥肌もののパフォーマンスが見れるだけで買う価値あるビデオ。
オープニングではマライア・キャリーがグレイトな歌声でぶっぱなしてくれて、続いてグロリア・エステファンがノリノリのダンスナンバーで体を揺らせる。名前は忘れたが美人で個性的な歌声のカントリーシンガーも登場する。そしてマライアとアレサの他では見れないデュエットへとなだれこんでいく。セリーヌ・ディオンは確かに歌はうまいが無理無理な大袈裟さがチョイさむ。ところが、そのあと、あのキャロル・キングが少しはにかみながら登場して「君の友達」をセリーヌとデュエットして、口直し。最後は全員であの名曲ナチュラル・ウーマンを歌うのだ。もちろん、アレサの迫力の前では誰も色あせる。しゃべりがそのまま歌になっていて、歌がそのまましゃべりになっていて、魂が響き渡る。
ああ、何回聞いても変わらないこの感動!