NHKにようこそ! 7 (角川コミックス・エース 98-11)
"ネガティブキャンペーン"なんて、キャッチコピーを使っているだけあって
勝ち組とかいっていた人たちが、みーんな堕ちて行ったり
その逆だったひとは、アゲアゲになったり
初期とは真逆なシチュエーションに時間を忘れて一気に読破!
原作の小説とは違った展開にドキドキしますよ
"ノンストップひきこもりアクション"おすすめです。
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第5巻 [DVD]
ネガティブパック特典のCDについてなのですが、私はとても嫌に思いました。声優の小泉さんと牧野さんとのトークが収録されているのですが、声優さんが役としてではなく本人として普通に話しているので違和感がありました。佐藤が女の人と流暢に話している!岬ちゃんが爽やかに男の人と話している!当然と言えば当然なのでしょうが、キャラクターのイメージが変わるのが嫌な人にはおすすめしません。
ブックレットには、2巻のネガパックに付いていた「ダンジョンへようこそ!」の攻略マップが載っています。
相変わらず本編の質(絵、音楽、声、演出等々)は大変良く、ストーリーも面白いので星5。特典のお得感が減点1で星4つです。
NHKにようこそ! 8 (角川コミックス・エース 98-12)
サブカル系、ネガ云々系などいろいろな定義で呼ばれてきたこの作品。
掲載誌向けの作品というより、掲載誌の成り立ちと周辺のドキュメントに近い。
そして、この作品に込められた想いと表現は、決っして特殊な世界を描いたものではない。
新世紀時代の、リアルな「青春漫画」だ。
一番、新世紀初頭を生きた若者たちの群像として、後の世で語られるかもしれない。
後の世では、この作品以上に残酷かつ普通な日常が常識化しているかもしれない。
そういう意味でも、ひとつの「今」という時代を後の世に語り継ぐ、この時代の青春の証人。
全ての登場人物に、いまは「お疲れ様でした」と言いたい。
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第1巻 [DVD]
正直言うと、最近のGONZOの作品には失望させられる事があまりに多かったので、最初、これはどうなのかと思ったのですが、杞憂でした。
GONZO作品にありがちなCG満載で見た目は綺麗だけど、何を言いたいのかさっぱり判らない。と言う事が無い。
むしろ、ニートひきこもりの焦燥感や悲哀、寂しさがダイレクトに伝わってきます。
本来、この商品は「ああ、駄目な人もいるものだな」と、その駄目人間っぷりを眺めるはずの商品。
しかし、気が付いたら佐藤と山崎のコンビにいつの間にか感情移入していました。
特に山崎が熱くエロゲについて語った瞬間など「そうだとも、正にこれは日本の文化だ」と納得・・・してしまいました。
特にこれは「オリジナル無修正版」。
個人的に私は原作のファンで既刊は全て所有しておりますので「何を言うのか?」はおおよそ想像が出来ます。
コミックス第1巻、第1話で「テレビくん」が叫ぶ「あのセリフ」も入っていることでしょう。
是非とも聞きたい。
本来この商品は駄目な人たちを眺めて笑う商品なのだろうとは思いますが、ごく少数、私の様に「完全に感情移入」しちゃってる駄目人間もいるとは思います。
どうしても他人に思えない。
余談ですがコミックス版で実家の近くの本屋が潰れた事を聞かされた佐藤が
「まぁ、アマゾンがあるから大丈夫か」
って言うセリフがあります。
おそらく、こうしてこのアマゾンのページを見ている方の中には私と同じ「駄目人間」がいるだろうと思います。
その方達には、この感情移入している気持ちが判ってもらえる・・・と思います。
N・H・Kにようこそ! ネガティブパック<オリジナル無修正版> 第4巻 [DVD]
この主人公たる佐藤達広は嘘が吐けないんですね。
母に全て見抜かれてます。
しかも嘘が吐けないということは「優しい」と言う事なんですね。
人に己れに優しい、それは誰も傷付けたくないから、引き籠ってしまう。
定義付けは乱暴だが、大体こういうことだと思います。
部屋掃除する時、岬ちゃんが達ちゃんのパンツを拾い上げる時、股間の部分が黄ばんでいたなあ…。