ベスト・オブ・ベスト バロック名曲[全84曲]
バロック音楽を聴くようになって35年以上になります。ほとんどの曲がダブることを承知で買ったのですが、同じ曲でも演奏家によって表情を大きく変えるのがクラシック音楽の楽しみであり、言葉は悪いですがある種の「博打」でもあります。延原武春さん、豊田耕児さん、松本美和子さんといった日本の演奏家が聴けるのが、このCDを選んだ最大の理由ですが、今度の「博打」は当たりました。馴染み深い曲にもう一度触れたいと思う方、またバロック音楽にあまり親しみを感じていなかった方、どちらにもお勧めです。松本美和子さんが歌うヘンデルのアリア(オンブラ・マイ・フ、私を泣かせてください:間宮芳夫編曲)は見事だと感じました。皆さんが持つ音楽への「思い入れ」に応えてくれるアルバムだと思います。
JA~女子によるアグリカルチャー~ (2) (角川コミックス・エース 348-2)
長野県小川村を舞台にした農村四姉妹物語の第二巻が発売になりました。
東京から、ひなしげの親友がやって来ます。
ド金髪の彼女は妙に馴れ馴れしい田舎の人々との触れ合いを通して、東京にいる両親との絆を取り戻します。
農業とは直接関係しない話ですが、自然や田舎は人間を見つめ直す機会をくれるという話でした。
後半は、うってかわって農業一色のお話でした。ひなしげの枝豆初収穫から、スク水でのレンコン収穫など、見どころいっぱいの2巻でした。
個人的には、背景に描かれているちょっとした光景(棚田や石垣など)に舞台への愛を感じられて、とても癒されます。このままずっと続けて欲しい漫画です。
戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング1 ツヴァイウィング
素晴らしい&俺得!
まさか再び高山みなみの歌声を堪能できる日が来るとは思わなかった。
TWO-MIXを聞いて育った世代なので、万歳三唱である。
しかも今をときめく水樹奈々とのデュエットとなっており、アニメ&声優ファンにはたまらないCDだ。
水樹奈々もTWO-MIX世代のはずだし、憧れの歌姫のデュエットにはさぞよろこんだことだろう。
曲もカッコいい上に、声質が近いのか二人のセッションは非常に心地よい。
この時代までアニメファンを続けて本当によかったと思えたCDである。
百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱 (怪COMIC)
面白いですね。
「魍魎の匣」は少し難しかったですが、今回は「複雑だ、わからない」って思うこともあまりなかったんじゃないでしょうか。
原作未読でも十分楽しめましたし、この怪しい世界に入り込めましたよ。
最後の美弥子さんには惚れました、かっこよすぎです(笑)
第一弾は『鳴釜』ってかいてあるので、また出るのかなぁ。
楽しみにしてます。
そして原作云々以前にこの漫画家さんの画力がとても高いと感じます。
本というものは大抵目で読むものですが、
‘小説’は、内容はともかく、活字だけで構成されているので活字の書体に好き嫌いと言う人はあまりいないでしょう。
しかしマンガとなるとそうはいかず絵も重要な構成の一つ、むしろ話は関係なく絵だけを見て買う人もいる。
それほどに【マンガ(絵)を書く】ことは難しいことなのに、それをここまで小説ファンの方に原作に忠実、といわしめる方はそうなかなかいないでしょう。
(「原作云々」と書いたが、小説・マンガ、原作者・漫画家などを比較しどちらが優れているといった意味合いで書いたのではないのであしからず)