We Know You Suck
「ジョディ・フォスター・アーミー」、略してJFA。80年代のスケート・パンクを代表するバンドである。スケートボードとパンクとは、切っても切れない関係にある。タテ乗りでスピード重視のハードコア・パンクは、スケーターが街を疾駆するときのBGMなのだ。このバンドの陰影のあるギターの音色、重苦しさのないカラッとした質感は、やはりスケーターならでは。「Walk Don't Run」、「Baja」などのインスト・ナンバーこそスケート・パンクの真骨頂。オルタナティヴ・テンタクルズのスケート・パンク・シリーズ第4弾。
ホーム・フォー・ザ・ホリデイ~家に帰ろう~【字幕版】 [VHS]
正月ほど晴れやかな気持ちじゃないけど・・・帰って家族に会わなくちゃ?墓参りしなくっちゃ?昔の友達にも会っちゃうかも?
田舎くさいコートは着せられるわ
両親の老いは見せられるわ
帰省してる間に我が子はハメはずしてるわ職は失うわ
ソリの合わない兄弟と喧嘩になるわ
弟は好き勝手してるわ
親はプチお見合い?用意してるわ
起こるべきことが全ておこります。
昔とった飛行場のホームビデオ見るとこが好き。
好きな映画です。気軽にみてください。
羊たちの沈黙(字幕スーパー版) [VHS]
今更言うまでもないかもしれませんが大傑作でしょう。アンソニーホプキンスの名演(元精神科医ハンニバル・レクター役)はもちろん、映像、構成共に非常にクオリティも高く、ポピュラー性への配慮もあり、完成されていると思います。そして単純に怖い。底冷えするほどの狂気と異常ではあるが至高の知性を感じさせられて、思わずレクター博士にうっとりさせられてしまいました。他のサイコな作品とは一線を画しているように感じます。続編としてハンニバルが制作されましたが、個人的には前編であるこちらの方をお薦めします。どちらも楽しめる作品ですが、まずはこちらから…。
タクシードライバー 製作35周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション 【初回生産限定】 [Blu-ray]
内容についてはすでに皆様がレビューに書いている通りに素晴らしい映画です。
私は46歳で60年代から90年代の映画をこよなく愛する者です。なのでCGにまみれの、誰が監督しても、誰の脚本でも同じ映画が出来てそれがヒットする、そういう映画を若い人たちが映画とはこういうものだと勘違いすることに憤りを感じています。
その中でスコセッシやブライアン・デパルマが健在であることと、タクシードライバーのような素晴らしい映画がDVDあるいはBDのフォーマットで楽しむことが出来ることに感謝いたします。
今回のシンプルな感想ですが、
BDでは映像がシャープ過ぎて、昔の印象より違ったけれど、よりトラビスの心の変化が怖かった
私の中ではトラビスの声=吹き替えは津嘉山正種さん(たぶん25年ぐらいまえのTBS月曜ロードショーの放映バージョン)なので、是非それも収録して欲しかった
でも吹き替え含め、今回改めて観て以前より一層不安と怖さを感じたので、この不朽の名作を是非BDで堪能することをお勧めします。
でもこんな映画がこの先創られる可能性は低いのでしょうね。
残念です。
コンタクト [Blu-ray]
この映画は文系の人が好きな映画なのか?そもそも理系の人が好きな映画なのか?
主人公は「(宗教者でも科学者でもなく)ここへは詩人が来るべきだった…」と思わずつぶやいてしまっている…。
大宇宙のあまりにも壮大な全貌の一端を観て慄(おのの)く彼女。
宇宙人側からコンタクトをとってくる映画です。
そこには「コンタクトする方法」がメッセージされている。
主人公は独り宇宙人と会う。
よく言う「宇宙人は居ると思うが、逢える距離と、タイムリーの問題がある」という話は有名…
しかしながら本作で…かれら宇宙人は言う。
「あせる必要はない。我々は何十億年とこうしてゆっくり異星人と接触してきた。
『コンタクトする方法』も、我々が来た時には他の未知の宇宙人に依って既に残していてくれて有ったものさ」
と。
わけが分からないといえば分からないが、不気味なくらい説得力がある。
スケールも大きい。
日本人の映画監督の中でこの映画を作れるくらいの素養のある方がどれくらいいるか。
アメリカの苦悩は「世界を創った神」と「科学」の立場の差異。
現代では「神は創造主」から「自然そのもの」という変化の変遷を訴える人も出てきている。
「両者は真実に従って並立するものさ…」、
そう訴えるのがおそらくこの映画の一つの挑戦。
映画はその「挑戦」にしっかりと「拍手モノ」の映画である。
是非、興味のもたれた方はどうぞ。
人類は「知能が上がれば上がるほど、その足場である
自ら自体の「存続」の危機を見せて来たという歴史を持っている…。
悪く云えば「戦争が科学技術を高めた」のが定説という人もいるくらい。
「高い科学力や知識をもった宇宙人へ一つ質問を出来るとしたら何を聞く?」の質問に、
主人公は「宇宙人が今の我々より少しでも高い知識と科学力を手に入れた後でも
戦争に依る滅亡に及ばなかった理由を聞きたい」と答える。
ここは人類の未来を占う「希望」を求めて…の質問です。
…これは人類の
本当の「英知」や「科学の立場」に対する、根本的な科学者としての問いかけの場面です。
この人類に対するこの視点を取り入れられたこの映画は、
今のどんな派手なハリウッドのコンピュータ・グラフィックバリバリの映画でも描けていない、
より「現実的」で、しかも謙虚で真摯な眼をもつ、さすがセーガンとも言える、
地味でもより風格漂わせる「稀(ま)れ」とも言える作品になったといえると思います。
そういう意味からも、きっとこれからも
見直される事のあるメッセージ大作映画だと思う。
持っていて夢を募らせるDVDです。
ジョディ・フォスターの演技もとてもすばらしいです。