Back on the Block (Reis)
発売当時、あの"バードランド"でマイルス・デイビスがソロを取るということで、こっこれは。。と思って買って以来、今までありがたく時折拝聴させていただいております。マイルスは、がんがんに吹いているという感じではなく、軽くミュートプレイでサウンドに当てて吹いているという感じ。でも、それがやっぱりもの凄く鋭いセンスで今聴いても、ああ凄いアーティストだなと思います。また、サラヴォーンとエラフィッツジェラルドに、ディジーガレスピーがそこに乗っかてしまう、なんたる贅沢さ。。その次のイヴァンリンスの"Setembro"のサラヴォーン+Take6 +ジョージベンソンという組み合わせ! これが最高に綺麗で涙です。もちろん、"I'll be good to you"のレイチャールズを始めとして、最初から最後まで楽しめます。おっと、"バック オン ザ ブロック"のICE Tもむちゃくちゃかっこいい。。大満足。。
We Are The World ザ・ストーリー・ビハインド・ザ・ソング 20th アニヴァーサリー・スペシャル・エディション [DVD]
超豪華なメンバーが一堂に会して作ったウィアーザワールド
個々のメンバーの素晴らしさは言わずもがなですが
クインシージョーンズの指揮により
個性際立つ面々の才能を上手く引き出し纏め上げられたこの作品
音楽だけ聴いていても素晴らしいんですけど
映像だと、レセプション後に行われた深夜から明け方までの収録で
ものすごく疲れているのに
更に全力を出してくれている様子がリアルに伝わます。
昔のビデオが擦り切れてもう見られない方には当然オススメです
今は亡きレイチャールズとスティービーワンダの様子とか
何となく始まって全員で大合唱しちゃったバナナボートとか
色々面白いし
もういちど見たかった人だけじゃなくて、初めて見る人も
コレは迷わず買いですよん!
クインシー・ジョーンズ自叙伝
マイケル・ジャクソンのソロ開始の頃のプロデューサー、映画オースティンパワーズのテーマソングを作った人・・・程度の知識しかなかったのですが、彼の人間性、生い立ち、音楽活動、人間関係、すべてが魅力的で最初から最後まで楽しめました。苦労話やハプニングも楽しい出来事と同じようにさらっと書かれていて好感が持てます。ジャズミュージシャンとして始まった(無知な私には)意外な経歴にびっくり。レイ・チャールズやマーロン・ブランドなどとの交友関係も驚くことばかりで楽しいです。
そして何より彼の、あふれんばかりの音楽に対する熱い熱い情熱に胸を打たれ、涙が止まりませんでした。私にとって文字通り「泣きながら一気に読んだ」本です。彼のことを何も知らなくても、一人の人間としての卓越した魅力を存分に楽しめる本だと思います。
We Are The World DVD+CD
イヤー。
CDで出るなんて最高。素晴らしい。
発売したらiPodに曲うつしたいと思います。
しかしDVDにはドキュメンタリーとビデオクリップ。60分。
CDにはWe Are The Worldの曲。7分。
って形で売ってれば星10個☆あげたいほどだったね…
映画は音楽だ!ポップ・ミュージック篇
「映画を通して音楽を聴く」「音楽を通して映画を観る」
ありそうでなかったガイド本がようやく出た。
音楽ジャンル、ミュージシャン、映画監督別にピックアップしてあり、「このシーンに、この曲が流れる」などの解説とあわせてCDも紹介されている。
ガイドというには、内容がけっこうマニアックだし、写真も珍しいものばかりだ。通が選んだ名曲と名場面もあり、読み物としても楽しめる。
ビギナーにも通にもおすすめの1冊だ。