つぶやきのクリーム The cream of the notes (講談社文庫)
安易な自己啓発を求めるのなら、他の本が良いかもです。
氏の醸し出すオリジナリティを求めるのなら、おすすめです。
森先生が、余計なしがらみから離れて好き勝手に書いた(ように思えるけれど、真相は違うかも)
ように思えるような文章が心地よいです。
過去出版された小説・エッセイなど数十冊に渡り読んできましたが、
本書は「意外」な切り口だったと思います。
こんなに読んできたのに、未だに「意外性」を出せるのが凄いなと思いました。
カウントダウン・オブ・「スカイ・クロラ」count.3 [DVD]
ポーランドのロケハン映像、スタッフの皆さんが、とても楽しげで面白かったです。
オマケで付いてる「キャラクターシール」も、大変ウケました。可愛い〜!
映画本編DVDのオマケとして、メイキング映像が付くのは最近当たり前のことですが、
映画が出来る前に、作ってる途中を自然な形で(派手な演出をせずに)
同行してるような視線で見せてもらえる体験、というのは面白いなと思います。
監督の過去作品のファンの方や、
単に、1つのアニメ作品として興味を持っている方、
「映画館で見るまでの前情報は欲しくない、
原作も読まないし、完成された映画だけを、真っ白な状態で見たいんだ!」
…という方には、当然ですが全く楽しくないと思います。
けれど、
原作を先に知っていて、もともと原作の方が好きで、
今回、たまたま押井監督に映画化されることを知った方、
映画作りの追体験をしたい方には、すんごく楽しめると思います。
常識にとらわれない100の講義
p101
「なんでも言うとおりにするから、きちんと指示をしてほしい」と言う人は多い。
自分で考えたくない、責任を持ちたくないのである。
私が勤務している高校の生徒は、そのほとんどが、勉強に関して
「なんでも言うとおりにするから、きちんと指示をしてほしい」タイプである。
彼らは「自分で考えたくない」のである。
いや、自分では考えられないのかもしれない。
p100
飼われていることは、ある意味で気楽である。
言われたことをやり、給料をもらう。
今、私は「飼われて」います。
よっぽどのことをしなければ、首にはならないでしょう。
仕事もそこそここなしています。
「気楽」です。
でも、私がやりたいことはこんなことじゃない、ということを思い出させてくれました。
こーいう本を手に取る人って、今のままぢゃいけないと思っている人でしょ。
そう思っていない人にもぜひ読んでもらいたいですね。
おしまい。
スカイ・クロラ [DVD]
絵がとても綺麗。
戦闘シーン見ごたえがあります。
・・・しかし、俳優さんと声優さんの声の大きさの違い。
冒頭の函南と湯田川の会話シーンを見たいただいたらよくわかると思います。
なぜ俳優さんを起用したのか理由は判りませんが、そこだけが少し残念でした。