おせん(1) (イブニングKC)
床屋の待ち時間にたまたま手にとった雑誌を拡げると丁度ソコが「おせん」だった。個性的でグラマラスな絵柄、少々タジロイだが読み進むうちにすっかり虜になった。そして単行本を探したがその何ヶ月も後に本書を手に入れた。他の人も述べているように、白州正子、池波正太郎にかなり感化されているようだ。もう十年以上も前にとっくに精彩を欠いて破綻している某グルメ漫画に、あらゆる点で勝る。一度ひとに勧めたら、表紙を見るなり「オッ、エロだね」…無理もない。しかしなかみは、筋が一本通っていて、ストーリーのながれもスムーズ。 先にも述べた某漫画など、あれほど強気に語った前言を覆すは、レギュラー・キャラは初期とは別人格に替えるは、なんのポリシーも感じられない。(その割りには、相変わらず、押し付けがましく、まだるっこい能書きが多いけど)それに較べるとこちらはまだあんな浅ましい、ブレかかたはしていない。まだ知名度が低いのは残念だが、前述の某漫画のように陳腐なドラマ化は、やって欲しくない、どうしても演るならシックでこだわったものに!
.hack// 侵食汚染 Vol.3
TV放映を見てない人、マンガ連載を読んでない人でも充分楽しめます。(Me too.ゲームが面白いので、これから見てみようかなと思ってますが)
ところでvol.1,2では同梱OVAからワードの組み合わせを拾えたりして、ゲーマー心をくすぐりました。当然vol.3でも期待してます。
おせん (蒼井優、内博貴出演) [DVD]
コミック原作だというが納得の行かないようなおかしな話は少なかった。職場において上下関係の対立などパターン化しそうなシーンでも割と独自の味付けを工夫していたようだ。
老舗料亭一升庵の女将、半田仙(=おせん)は、弱冠23歳ながら天才的料理人で、底なしの呑兵衛でもあるが、そんな弱点さえも可愛く見えてしまう不思議な女性だ。蒼井優が演じることで設定以上に魅力的なキャラになったような気がする。毎回様々な和装姿を披露してくれるのも楽しい。和ませるあの笑顔は最高。廊下を踊るように小走りする姿が実にキュート。
杉本哲太を始めとして味のある役者たちと若い俳優陣のバランスがとれている。各回ごとのゲスト共演者達もそれぞれ中々良かった。
放送当時ハイビジョン録画した、第3、4、6、7話の四つを14ヶ月ぶりに観たが、優ちゃんのおせんはやっぱ好い女だった。尚、2009年7月現在未だDVD化されてないのは残念。
.hack//侵食汚染Vol.3 コンプリートガイド
.hack//侵食汚染vol.3のことがとても詳しく書いてあります。
隠しワードや、ダンジョンの配置、モンスターの種類などです。
この」一冊で.hackvol.3を完全攻略しましょう!
広瀬隆「福島原発事故と放射能汚染」 [DVD]
同氏の「原子炉時限爆弾」「福島原発メルトダウン」と重複が多い。会場も収録も急に設定した感が強いのは否めない。しかし、震災発生当時は少なくとも、地上波のテレビに出る学者はみな原発推進派の御用学者であった点を考えると、たとえ急場であろうと、本を読むのが難しい人にとっては貴重な公演であったはずである。