セガサターン ポリスノーツ―公式完全ガイドブック (コナミ完璧攻略シリーズ)
昨今の攻略本といえば、物語の内容を味わうための工夫よりも、
最短ルートを示したチャート掲載がメインとなってしまっていることが多い。
しかし、本書は'攻略本'と名前がついてはいるものの、
むしろ物語の流れに沿った、あらすじが綴られている。
作品を解き終えた後に読み返すような、副読本として利用するとよいと感じた。
また、小島秀夫監督とプログラム担当の岡村憲明氏の
インタビューがあるが、「次回作は何か?」というように軽めなトークが多い。
他にポリスノーツ用語集などがあり、
最後の4分の1ほどのページでは本来の攻略本らしく、
ゲームを進めるための(フラグ立ての)重要ポイントが示してある。
全編カラーページ、写真も豊富で、文章もしっかりとしており、
『ポリスノーツ』ワールドを書籍で再現した構成に拍手。
サターン版『ポリスノーツ』は最終移植作というだけに、
細かな手直しがされており、他機種版とは若干異なる要素もある。
本書も当然、サターン版を基に書かれているが、
特に抵抗がなければ、プレイステーションをはじめ、
PC-9821、3DO版をプレイした方でも、十分楽しめるつくり。
ポリスノーツ プライベートコレクション
MGS's親方、小島劇場全開!やるドラもびっくりな驚異の創り込みでプレーヤーの作品に対する介入度はハンパではなくやるドラの比ではないのは勿論だが、それ以上に練り込まれた秀逸なシナリオの為、昨今にありがちな総当り的やらされてる感が全く無いのも驚き。ハードボイルド的なマニアックな射撃あり、爆弾解除ありつつシニカルな笑いのエッセンスもありな今でも充分愉しめる元祖インタラクティヴ巨編の兆大作!"洋画リーサルウェポンシリーズ好きにもおすすめ♪「リッグスと呼ぶなぁ〜俺はジョナサンだつーのっ!(笑)」
ポリスノーツ
みなさんのおっしゃる通り、ADVゲームの傑作中の大傑作でしょう。
このゲームをやらずしてADVゲームファンを名乗ってはいけない作品だと思います。(^^)
アニメもADVゲームも、今でこそ目玉の大きい女の子ばかり出てくる作品ばっかりになっちゃいましたけど、
それが悪いとまでは言いませんが、やはりこうでなきゃいけないと思うんですよジャパニメーションって。
ま、これはアニメじゃないですけど。(^^)
見た目はもうまんま『リーサルウェポン』のメル・ギブソンとダニー・グローバー。
物語のおいしい所は『ダイハード』と、ハリウッドポリス映画のオマージュに満ちていていて、
それを小島節でガッチリと決め込んで演出してきます。
最高にシブくてカッコいいです☆
『スタスキー&ハッチ』や『ブリッジス』の名前もチラッと出てきてファンなら思わずニンマリとしてしまいます。( ̄ー ̄)
それだけには留まりません。
SFの世界を構築する膨大な量の緻密な設定、しっかりと物語の根底を支えるオリジナルのテーマが展開され、
けっして薄っぺらいヒューマンドラマでは終わらないんですね。
物語としては、確かに観てる側には全然バレているのに、主人公達が鈍感すぎて気がつかない冗長さ、やっぼたさはあります。
しかし、この作品の醍醐味はむしろ、
SF世界におけるハードボイルドな刑事ドラマと、その圧倒的な世界観を体験することにあります。
ゲームのジャンルとしては決して定着したとは言えないインタクティブシネマですが、
(そもそも脚本がつまらなさすぎる作品が多すぎたせいもあると僕は勝手に思ってますけど)
そのまま埋もれさすにはもったいない熱さを、どうぞ感じてみてください☆
ちなみに、今ではどうなっているか分かりませんが、
この作品が出た当時は、『メタル・ギア』『スナッチャー』『ポリスノーツ』は同じ時間軸でつながっています。
また、このゲームのシステムは『ときめきメモリアル ドラマシリーズ』へ継承されていくことになるんですね。
ポリスノーツ (ベスト)
MGS's親方、小島劇場全開!やるドラもびっくりな驚異の創り込みでプレーヤーの作品に対する介入度はハンパではなくやるドラの比ではないのは勿論だが、それ以上に練り込まれた秀逸なシナリオの為、昨今にありがちな総当り的やらされてる感が全く無いのも驚き。ハードボイルド的なマニアックな射撃あり、爆弾解除ありつつシニカルな笑いのエッセンスもありな今でも充分愉しめる元祖インタラクティヴ巨編の兆大作!"洋画リーサルウェポンシリーズ好きにもおすすめ♪「リッグスと呼ぶなぁ〜俺はジョナサンだつーのっ!(笑)」