プテラノドン [DVD]
B級映画の金字塔です。
ここまでダメダメな映画を金かけて作ったこと自体がスゴイと思います。
本体価格1円、送料はメール便で80円、
これ以上出したら、きっと後悔します。
ちなみに、この映画を楽しもうと思ったら、早送りは厳禁です。
スーパーカセキホリダー
前作では、宝石を集めて売ることで、お金を稼いでいました。
今作でもそうなのですが、ほうせき岩の見つかる確率が、前作以上に高い気がします。
その為、ツールもすぐにパワーアップ出来て、化石もすぐに集まります。
ただ、化石をクリーニングする難しさは変わっておらず、豆腐の様な化石もあります。黒い化石だったら、なおさらクリーニングが大変です。それもこのゲームのおもしろさです。
皆さんもぜひ買ってほしいと思います。
プテロドン [DVD]
でも時代は1945年第二世界大戦末期。悲しいストーリーです。翼竜プテロドンはプテラノドンとランフォリンクス、それと翼の感じは現存のアホウドリを+した感じかな。迫力はあまりない。でも悪くない。誰がやられるかワクワクして見るような作品じゃなく、戦争の悲惨さ、一人でも生き残ってほしい。そう願いたくなる作品です。ま、人によるでしょうけど…
プテラノドン [DVD]
研究成果がダメダメで、大学をクビになりそうな大学教授マイケルが、恐竜の化石を発掘することで起死回生しようとゼミの生徒を連れて地震で火山口が開いたティナラ山にやってくる。
ところがこの山は国際指名手配されているテロリスト・グループの根城であり、アメリカ軍の特殊部隊も山の中に潜り込んでいた。
・・・で、この大学教授グループ、テロリスト、特殊部隊が遭遇し、三者三様の思惑が絡むわけですが、そこになんと現代に甦ったプテラノドンの大群が襲い掛かるっ!
プテラノドン復活の理由はシンプル。
火山の爆発で地中に埋もれて保存されていた卵が孵り、天敵がいないので増えたって訳。
ストーリーもシンプル。
難しいこたあいわねえ・・・襲ってくるので逃げろっ!戦えっ!・・・それだけ。
そしてプテラノドンに襲われた犠牲者たちの死に様が堂に入ってます。
体真っ二つっ!血しぶき上げながら内臓飛び散るっ!美女の腕が切断され、ぴゅーぴゅー血が出るっ!・・・こんな感じ。
最初の頃の、主人公たちがプテラノドンの存在に気付かない頃の謎めいた不気味な雰囲気も良い。
ですが、すぐにプテラノドンは正体を現すので、ほぼ全編サバイバルの脱出行になります。
やられ役の大学生たちの救いがたいバカっぷりも良い。
特殊部隊の隊員たちも演技はいまいちながら、みな個性的で好感が持てるキャラです。
脚本はそう悪くないんだと思います。予算がないだけ。でも低予算でこの作品作ったことを考えるとかなりすごいね。
シュワちゃんをスターダムにのし上げた「コマンドー」のマーク・L・レスター監督だけのことはある・・・けど「コマンドー」といい本作といい、どうやってもB級になってしまう監督さんだなあ。
ラッパーのクーリオも隊長役でがんばってはいるけど、ミョーに浮いていて演技もヘボいし、プテラノドンのVFXもCGというよりダイナメーションに近いし、1970年代の「巨大蟻の帝国」みたいなストーリーで全般的にレトロな感じ。
だけど、そこが気に入った!私はこういう直球の作品が好きなので楽しめました。
本作品はある意味では1980年代のB級スプラッタ映画を、殺人鬼を恐竜に変えて再現したような作品なので、頭空っぽにしてスリルを楽しめばよい。
エンディングの、・・・・まだ終わっていなかった・・・的なところも「アリゲーター」みたいでイイ。
まっ、500円だしこまかいところは許してやって。