3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 完全版
イロモノゲームか・・・・・と思ってましたが
流石かまいたちの夜、街で名を馳せたチュンソフト、相当クオリティ高いです。
ゲームの会話がイチイチ操作しなくても流れていくので快適で
正にTVドラマを見ている感覚です。
キャラデザインも最初は好きでは無かったですし20人の生徒も多すぎないかと思ってましたが
プレイが終わる頃には全生徒に対して愛着が湧いてました。
社会科教師がバリバリの共産主義者だったり体育教師がスケベ丸出しだったりと
ゲームならではの表現が出来ていて良かったです。
思春期に抱く悩みを誰かと分かち合って過ごしていく日常が丁寧に描かれていて素晴らしい
シナリオの数々です。
幾つかのシナリオは金八先生というかチュンソフト臭を強烈に感じる「やっぱそうなっちゃうか〜」
なもので、生徒の成長物語を楽しみにしていた自分は残念でした。
良くも悪くもチュンソフトを堪能できる一本です。続編をお願いしたいです。
未来日記 (12) (角川コミックス・エース 129-19)
最後がとても強引ですが、元から強引な作品なのであまり気にすることなく楽しめました。 女子中学生が「ちょろい」って言いながら斧を振り下ろす漫画だと思いながら読めば、この最終巻も楽しめると思います
僕と彼女の××× 8 (BLADE COMICS)
ついに完結ですね。
ネタバレしそうなんで詳しくレビューできませんが、まぁ納得のいく最後かなと。
でも番外編があと一冊あるとか…
それまで待てるかが問題ですね。
おひさま~大切なあなたへ
自分が生まれたことも奇跡、子供が生まれることも奇跡。「目覚めから眠りまで全ていとおしい。笑うだけで涙が出たわ。」というフレーズは、まさに同感。ずっと思ってきたことだった。自分のROOTSとなる人々も天国からいつも見ていてくれ、「笑っているだけでいい」と思ってくれている気がした。
グーグーだって猫である6
昔々から大島弓子さんの作品を読んでいます。
彼女は私にとって「常にプラトニック・ラブを描く作家」でした。
白血病で死んでいく少女(『詩子とよんでもういちど』)、死んだ恋人をずっと愛している少女(『あしたのともだち』)、父親や兄を愛している少女(『雨の音が聞こえる』『野イバラ荘園』)、愛する少年が性転換して女性になってしまった少女(『ジョカへ』)、決して自分を愛さないであろう男色家の男性を恋人にしたいと望む少女(『バナナブレッドのプディング』)、人間の少年を愛する子猫(『綿の国星』)などなど…
少女たちは恋焦がれながらも、決して結ばれない。それはむしろ、結ばれずに終わることのできる相手を無意識に選んでいるのではないか、と思われるほどです。
そして大島さんは、プラトニックな愛の対象として最終的に、猫たちを見出した。私にはそう思われます。
ご近所迷惑とか、動物愛護とか、いろいろ問題があるかもしれません。でも、これは彼女と猫たちのプラトニックな恋愛の記録なのだ。そこには愛と孤独が同時に存在しています。そういう作品だと思いました。