ポプコン・グループ・コレクション
もとまろは当時、青山学院大と短大に在学中の3人の女子大生グループで、ヤマハポピュラーソングコンテスト(1971年第3回作曲コンクール入賞曲)をきっかけにデビューを果たしました。
もとまろの歌唱はとても哀愁があり、泣きそうなくらいに切ない歌詞を淡々と歌います。フォーク全盛時代で、そのメッセージ性が当時の若者には受け入れられたわけです。大学紛争を経ても何も変らなかった1970年前半の社会の閉塞情勢とも関係があると思います。
歌詞の中の「偽りの花嫁」や「教会」のシチュエーションは、有名な映画「卒業」を連想させますが、残念ながらダスティ・ホフマンのように花嫁を抱えて逃げずに、「サルビアの花」の主人公は花ふぶきの中を転びながら泣きながら追いかけました。
また、「ニュー・サディスティック・ピンク」の略称がグループ名になったNSPの1973年のデビュー曲「夕暮れ時はさびしそう」は、落ちこんでいた時に聴くと、その心情がとてもよく分かる歌でした。
「フォーク」の世界をそのまま体現するような懐かしさと温かさをもった3人組のグループです。
特に天野滋さんが書く抒情的な詩と素朴なメロディに特徴がありましたね。あの時代のどこか湿ったような空気と青春特有の孤独感がよく表現できていました。
あれから30年以上経ち、これらの曲を覚えている人も少なくなりました。
ただ、青春時代特有の甘酸っぱい思い出を彷彿とするようなこれらの収録曲は「エヴァー・グリーン」の輝きを今も放っています。
NINETY-NINE NIGHTS(N3)
それなりに楽しめます・・・ですがどうも造りが全体的に荒いように思えます。画質に関しては全く問題ありませんって言うか凄いです(一画面に何百という敵と味方が入り乱れる!!
では、何に対して造りが荒いと言っているかというと、まずはストーリー。はっきり言って感情移入できません・・・説明が不足しすぎです。
唐突に始まり唐突に終わり、キャラの設定もどこかで聞いたような設定がいきなり出てきてほとんど説明されずに終了。キャラクターの心境の変化などの描写が一切されていないのでキャラとして薄っぺらい感じがします。(あらかじめ物語の予備知識がないと置いてけぼり喰らいす・・・
次にプレイ中に気づいたこと・・・・敵がワラワラ出てきてものすごくにぎやかなのですが、何やら寂しいことに気がつきました。何でだろうと考えてみると、戦闘画面ではキャラがほとんど喋りません。やられてゆく敵ですら無言で死んで逝きます。仲間もほとんど喋りません。なので沢山いるにもかかわらず何やら孤独な印象を受けます(共闘感がない
どうもちょっとしたところで今一歩という感が否めません、凄くもったいないと思いました。
・・・とまあ不満ばかり上げましたが基本的には面白いと思います。次世代機でないと味わえないものがこのゲームにはあると思います。
フォーク歌年鑑1980 Vol.1-フォーク&ニューミュージック大全集(18)-
以前の年鑑シリーズから言えるんだが、ある特定のアーテイストだけ、大ヒット曲が有るにも関わらず、一曲も収録されていないんです。長渕しかり、ユーミンしかり、もう少し頑張って下さいよ!レコード会社さん!