ザ・ルック・オブ・ラヴ
クラウス・オガーマンがお好きならば絶対チェックのアルバム。ロンドン・シンフォニー・オーケストラを指揮で全曲あの必殺技(素敵なアレンジ)を披露しています! 凄いとしか言いようが無いゴージャスかつスペイシーな編曲が涙。また、この作品でポイントが高いのは、ドリィ・カイミ、ラッセル・マローン、ジョン・ピサノ、ロメロ・ロバンボの4人のギタ-リストがまるで技を競い合うようにそれぞれ別の曲でプレイしていること。僕はラッセルに優勝カップを与えたいと思うのですが。。小さな音まできちっとジャズしているところが素晴らしいです。また、クリスチャン・マクブライドのベースがとても良い音で録れてますので聴いてみましょうね。ルイス・コンテもぜつみょ~なパーカッションで素晴らしいです。ダイアナに関しては、ピアノがむちゃくちゃ上手くなってること。大昔彼女がデビュー前に一度ライブで観たんですけど、あの時とこのアルバムでの流麗かつテクニックもしっかりしたタッチとは雲泥の差。これをはじめて聴いた時はもの凄い成長ぶりに驚きました。
WIZARD OF OZONE~小曽根真ベスト・セレクション
私は、本人出演のビールのCMで流れている「ウィ―・アー・オール・アローン」が聞きたくて買ったのですが、どの曲もカッコイイです。小曽根さんのピアノテクニックに酔いしれた1枚です。初心者でも十分に楽しめると思います。
サム・スカンク・ファンク [DVD]
待ち望まれていた2005年リリースのCDの映像作品。まさかDVDが出るまでにマイケルが亡くなるとは思ってもみませんでしたが...。
CDとは大分曲順が変わっていますが、こちらが本当のようで、最初の4曲はマイケルは登場しません。とはいえ、全編ビッグバンドとの共演ということで、映像付きで見るとCDにも増して迫力満点。CDを持っていてもDVDを買い直す価値はあると思います。
が、残念ながら内容以外のところに問題があります。なんでインタビューに字幕がないんでしょうか。解説と一緒に訳は載ってるけど、これでは「日本語版」である意味がありません(バイオグラフィーは訳も無し)。どう考えても手抜きですが、そんなことで星を減らすのは悲しすぎるのでそのままにしておきます。