現代アートビジネス (アスキー新書 61)
これまで別世界と思っていたアートのオークションの
ことや村上隆、奈良美智ら日本のアーティストの活動、
画商とギャラリストの仕事の違い、絵画の値段がどう
決まるかなど、現代アートの世界のまさに「今」が、
同時代に生きる人の言葉で明快に、透明に、生き生きと
語られています。
ある中国の新人作家の200万円だった絵が、ほんの数年で
アメリカで一億五千万円で落札されるいきさつなど、
アートは、良い・悪いとは別に、供給と需要が成立すれば
そこにマーケットができ、お金の流れが生まれる、という
表現には納得がゆきました。
同時に、絵を楽しみたいというコレクターの純粋な気持ちが
健全なアートマーケットを育てる基本、という考えに
大切な軸がぶれていないと感じ、素直に読めました。
素人でも現代アートとの距離が一気に縮まります。
自分とは無関係と思っていたアートフェア東京などに次回は
出かけてみたい、と思ようになりました。
この本で日本の現代アートシーンが活性化するかも。
タムくんアニメ グリーン[ウィスット・ポンニミット作品集] [DVD]
ネットとか雑誌で話題になっている、タイの漫画家、通称タムくん。
たまたま、『hesheit』とかいうDVDを見て、すぐさまはまってしまった。最近の日本のアニメに飽き飽きしてて、その時の衝撃と言ったら。でも、それと同時になんか懐かしい感じがして、hesheitを見た後はしばらく不思議な感じが。
っで、この『タムくんアニメ グリーン』。。。期待したとおりの内容で。音楽もアニメに合っていて心地よい感じ。近々、もう一作品の『イエロー』版も購入するよていです。
みなさんも、ぜひ不思議なタムくんワールドの世界に触れてみては!