夜のバラード
本国より日本で人気のあるミュージシャンにエディ・ヒギンズ、ハリー・アレンや、このサリナ・ジョーンズがいる。伸びのある声にテクニック。エラ、サラのようにくどくて濃い歌い方ではなく、といってローズマリー・クルーニーのような白人ほど、さっぱりしすぎない。つまり黒人と白人のヴォーカルの中間といか、「中庸」を保った歌い方が日本人に受けている。それで、JVCと契約を結んでいる。本盤はそんなサリナのよさに加えて、選曲もいい。「ボディ・アンド・ソウル」「星へのきざはし」「スターダスト」「枯葉」「ミスティー」など日本人ファンのツボを押さえた構成。夜聴くと、酒が進んでしかたがない。
サリナ・ジョーンズ
サリナはBGMで聴いたのが最初でした。・・・で、その歌い回しが、何と言うかゆったりした感じで、思わず聴き入ってしまい、他の作品も聴きたく購入!
風貌からゴスペルシンガーに感じられますが、声は高域まで良く伸びており、Jazzと言うより、Popsに近いでしょう。(私的には、ジュリー・ロンドンに近いかなぁ〜)
大野雄二ベスト〜コロムビア・エディション〜
大野雄二さんの音楽の魅力を概括できる、すばらしいベスト版です。星5つ!!!!!
…といいたいところなのですが、90年代半ばの、大野さんの最不調期の作品が収録されていて、やはりそこでテンションがガクッと落ちてしまうのがとても残念。代わりに『スペースコブラ』のOP/ED、『星雲仮面マシンマン』のEDを入れてくれればよかったのに。
Victorさんも、
『愛は地球を救う』
『LIFETIDE』
『FULL COURSE』
の、3枚組で「大野雄二BEST VICTOR EDITION」も出してくれたらいいのに!
サリナ・シングス・J-バラード
ジャズが大好きという訳でありませんが、カバー曲ということで購入してみました。馴染みのジャパニーズポップスをサリナがしっとり歌い上げます。1日の終わりの寛ぎタイムにぴったりです。
〈COLEZO!〉ジャズ・ヴォーカル
私はヘレンメリルとサリナ・ジョーンズは余り聴かないので余りレビューが書けないのですが、笠井紀美子と中本マリについては文句無し。
ケメコスタイルのヴォーカルが聴く者の心を揺さぶる心地よさは格別です。
又、マリのナンバーはどの曲もCD化されていないアルバムからのCD化で、マリファンとしては大変嬉しい限り。
「ラヴ・タッチ」と「サムシング・ブルー」のマスターから各々2曲づつCD化している。
私自身がこの2つのアルバムが大変お気に入りなので「ビクターさん本当に有り難う!」と叫んでしまいたくなる様な1品です。
マリファンは是非聴いてみて下さい。