巨乳をビジネスにした男 [DVD]
製作記者会見のときから見たいリストに加えていた作品。元イエローキャブ社長で現サンズ社長の野田義治の半生を遠藤憲一が演じます。記者会見では遠藤憲一が野田義治に似てるだとか共演者が言ってましたが、そんなことはどうでも良く遠藤憲一の本作での存在は極めて大きく起用は大成功だったのではないでしょうか。やはり抜群の知名度を誇るグラビアアイドルが出演しているのが見もの。故・堀江しのぶ役には、セリフがヘロヘロの小阪由佳というのが正直ガッカリだった。同じくヘロヘロ声の浜田翔子もバストが小さいのになぜ主役なんだ?の声も多く聞かれたが、実際に見ると幸が薄い少女が売れっ子になるという設定ではなかなかハマり役だった。鷲巣あやのは、「転生」ではまだ頼りない演技しか出来ていなかったのに本作では常にミュージシャンにこだわりを持つアイドルとしての役割をしっかりこなしていて見ていて安心できる。イメージビデオは全作見ている福永ちなも演技を見る機会はなかったので、上を目指すバラエティータレントとしての演技は貴重だった。セピア調でボヤけた映像も良かったし、全体的に深く考えずに楽しみ見れた。しかし野田義治と村西とおるとの間にこんな親交があったとは意外。
紅薔薇夫人 [DVD]
坂上香織様 あなたの美しさに参りました。わたくしをぜひ下僕としてお使いください。一生懸命、あなた様を満足のいくように縛り上げ、吊るし上げ、股間を思いっきりいたぶって差し上げたく存じます。それはともかく、大東亜戦争惨敗の、とある色街。戦争でズタボロ状態になっている男は、戦中は従軍ライターとして戦地で傷痍軍人たちを取材していたのだった。その取材で出会った兵隊さんに聞いた、天女のような心身ともに高貴で美しい「奥様」にこの街で直に会うことになり、やはり心酔し、身も心も捧げる味方となる。彼女は亭主の後始末に娘とともに陵辱されることになる。その窮地に、敗戦の痛手により信じられるものの一切を喪失したはずの男が立ち上がるのだ。エロはすごいのだ。