ジ・イレイザー・リミキシーズ
ソロアルバム「ジ・イレイザー」のリミクス。
参加者は耳の早いヨークが選んだだけあって、アングラから割合メジャーな方まで錚々たるメンツ。
元のアルバムがフォークトロニカなので、リミクスはしやすかったと思う。原曲をグチャグチャにして、興味深い音世界が繰り広げられている。
デイヴィッド・リンチ・ワールド DVD-BOX【期間限定生産】
『イレイザーヘッド』と『初期短編集』は北米では数年前に発売されていた物だと思います。一般的な映画ファンに人気のある『ブルー・ベルベット』ならいざ知らず、コアなマニアしか喜ばないであろう作品ですので、日本版は出るまいと思ってさっさと北米版を買ってしまいました。
『イレイザーヘッド』は、本当に素晴らしい画質になっていて、もう何十回見たか判らない私でも初めて見た時の感動が蘇るようでした。以前、コムストックから出たニュープリントバージョンを遙かに凌駕するクオリティなので、買い直して損はありません。
『初期短編集』は、かなり昔、原宿で行われたイベントで上映された『アルファベット』と『グランドマザー』の二本に、リンチが最初に製作したフィルム作品他の収録した物です。
『グランドマザー』は『イレイザーヘッド』のプロトタイプとも言える作品で、原宿で見た時から欲しかったのですが、やっと念願が叶えられました。
どちらにもリンチ自身が語る詳細な解説が付いているのですが、私は恥ずかしながら英語が判りませんので、何を言っているのかチンプンカンプン。それを理解するためにも、買い直します。『イレイザーヘッド』の解説には、ファンには堪えられない、撮影風景の映像が収録されています。かなり画質は悪いんですが。
もちろん、まだ見たことのないインターネット公開の短編やアニメーションも楽しみなのですが、それ以前に気になるのは、北米版がちゃんと完全移植されるかどうかと言うことです。
なにせ北米版は、メニュー画面からしてリンチのデザインによるもので、『イレイザーヘッド』では、そこにカットされた場面が登場するのです。
それにモニターをリンチ・ブラックに合わせるための調節用画面も収録されてて、それがいかにもリンチらしくて、思わずニヤリとする作り。是非とも完全移植をお願いしますよ。
これが売れて、リンチのマイナー作品のDVD化を望みたいところです。特に『インダストリアル・シンフォニー』
アルフィー~ベスト・オブ・ヴァネッサ・ウィリアムス
1996年、Vanessa Williamsのベスト盤です。
このベスト盤は、ラヴ・ソング集で、
スローテンポの曲、バラード曲ばかりを集めて収録されています。
さしずめ、バラード・ベストといった趣です。
選曲は、
tr. 3,9,11,13 / from 1st 「Right Stuff」(1988)
tr. 4 / from 2nd 「The Comfort Zone」(1991)
tr. 2,5,7,10,12 / from 3rd 「The Sweetest Days」(1994)
(クリスマス盤「Star Bright」からは、選曲されていません)
で、tr. 1,6,8が、シングル盤の楽曲になります。
まあ、レアトラックとなります。
(1) "Alfie"は、Burt Bacharach & Hal David作曲、Dionne Warwickの歌唱で有名な、超・名バラードです。
日本では、ドラマの主題歌として使用されたので、記憶にある人も多いと思います。
(6) "Where Do We Go from Here"は、映画「イレイザー」の主題歌。
David Fosterのプロデュースで、美しい哀愁バラードです。
(8)は、日本のCM用に録音された楽曲で、しっとりしたバラードです。
他には、日本ではCMで使用され、Vanessaを一躍有名にした"Save the Best for Last"
Vanessa初のヒット曲"Dreamin'"、JazzyでSexyな歌唱を聴かせるStingのカバー曲"Sister Moon"などなど、Good!です。
「Vanessa Williamsファン」「Vanessa Williams初心者」ともに、オススメです。
まあ、ラヴ・ソング集なので、ちょっとマンネリ感は出てきますけどね。
一応、ベスト盤なので、「☆-1」させていただきました。
(中古盤・激安です)