多言語で聞く 『般若心経』 World in One Heart ~ Voice from Heart Sutra(サンスクリット、チベット、中国、スペイン、英語ほか)
先日別の般若心経(日本語のみ)CDを買い、心がすごく落ち着き、清らかになっていく感じがありました。
そこで、今回は外国語で収録されているCDを買おうといくつかのレビューを見て、このCDに決めました。
購入は正解でした。
日本語以外の言語は分からない私ですが、ヒーリング音楽として、また、ボリュームを小さくして瞑想時の次々浮かぶ煩悩対処に使えると思います。
寝る前のマッサージやヨガタイム時にボリュームを落として、ベッドに入って眠るまでの間も流しています。
ストレスや不安や迷い…等から解放される感じがします。
耳や心に優しい、心地いいCDです。
手塚治虫物語 ぼくは孫悟空 [DVD]
前半の自伝的部分は、手塚さんが亡くなった事を受けて作られた物だと思うのですが、孫悟空好きで有名な手塚さんの孫悟空に対する愛情がよく伝わってきます。また、クレヨン社によるエンディング曲「地球のうた」は心に染み入る詩とメロディーで、大変感動しました。
JUKU ―私の実録新宿歌舞伎町
これだけのパワーを持った漫画家さんが
「知る人ぞ知る」なんてポジションに甘んじているなんて勿体なさすぎ!
作中でも本人が
今はもうマンガ界自体が嫌いだから今更売れたくないと語っていますが、嫌いな世界にここまで心血注げるのか?と疑う程濃い濃い内容です。
漫画描く事自体はやっぱりお好きなんでしょうね。
とにかく一度この作品を読んで、天才の異様なパワーを体験してみて下さい!
(ただし持久力が無いと一度で読破するのは厳しいかもしれません。)
もっとこの本が売れてくれたら、
今や入手困難な過去の作品も再発されるかもしれないんだけどなー。
清水先生は不本意かもしれないけど、
やっぱり読みたい!
セイン津!
最後の弾左衛門―劇画 (第1巻)
過去、ここまでちゃんと被差別民を描いた劇画・漫画の類を他に見たことがなく、それだけでも大きな評価に値する作品。
塩見鮮一郎氏の小説を題材としているとのことで、氏の小説と併読しても、より理解が深まります。
内容も物語性が豊富で、一気に読ませる魅力があります。
描かれた絵の内容が、どこまでリアリティのあるものかはわかりませんが、
ドラマや映画等では決して描かれることのない、彼らの日常、生活や服装といった風俗が、
ビジュアルで表現されているものを見る場合、他に類例がありません。衝撃的でした。
絵が下手なので、最初手に取った時は一瞬テンションが下がりましたが、
それをカバーして余りある内容・完成度があると思われます。
弾左衛門や当時の被差別民をとりあげた漫画等は、
あまりにも史実から離れためちゃくちゃな作品が多いなか、
史実に忠実な感じの内容に好感がもてました。
華々しい日本史の裏に隠れた差別や弾圧を理解するためにも
万人に勧めたい本です。