MISSING BOYs~僕が僕であるために~ [DVD]
本当に素敵なミュージカルでした。
出演者やスタッフの尾崎への愛が感じられて
そこに尾崎がいるような、そんな気がしました。
彼の歌が、というより(それももちろんですが)
この舞台で歌った役者やアーティストの感情表現が
本当に素晴らしくて涙が止まりませんでした。
いつか再演されたら・・・と思いますが
それまではこのDVDで我慢します。
Paris Blues
ギル・エヴァンスとスティーブ・レイシーの共演!
「ギル・エバンス・テン」や「個性と発展」以来の事ではないか?
しかも完全なデュオって初めてでは? 期待に胸が高まった。
1曲目チャールス・ミンガスの「REINCARNATION OF A LOVEBIRD」
ギルのエレピは高名な書道家の一筆書きのように、自由に駆け巡る。浮遊感を残しながらブルース感覚を明確に伝えてくるワンアンドオンリー、ある意味天才的なキーボードプレイを披露してくれる。実際ギル・エバンスのキーボードプレイがこんなにたっぷりと聴けるアルバムは今までなかったと思う。
一方のスティーブ・レイシーはいつもの様に唯我独尊、あの思慮深いと言ったらよいだろうか、一音でレイシーと分かる誰も到達した事のない言霊が宿っているとしか言いようのない深い音色でフレーズを紡ぎだす。
ギルもレイシーもいつもと違うことをやっている訳ではないのに何故か、この二人のプレイ不思議なくらい調和して、素晴らしい共演盤と相成った。
ジョニ・ミッチェルの「PORK-PIE HAT」でのウェイン・ショーターの演奏も最高だけどこのスティーブ・レイシーのプレイはさらに超越した何かを感じる。ギルのエレピも銀河系宇宙の中で一番ヒップだと形容してもいいくらいカッコイイ。
奇跡的な美しさを感じ取る最高のジャズ、最高のデュオ演奏だと思う。
録音は1987年11月30日、12月1日 PARIS
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]
冒頭の方でミサトとシンジのシーンがかなり追加されています。
まず、ジオフロント内で迷子になるシーンは、TV版にはあったのに1.01以前はありませんでした。1.01以前だと、わけのわからないままあっという間に初号機の前に到着してしまいます。そのおかげで視聴者はシンジ君と同じ「いきなり連れてこられた」という感覚を味わうことができるのですが、やはり説明不足でした。今回の追加は初めてエヴァを見る人に対して、ジオフロントやネルフ本部の大きさをさりげなく説明するために必要だと思います。
また、その前のミサト車内の会話は、明らかに次回作「破」を意識した追加です。「序」単体で見ると中学生を相手に意識的にオトナ目線で会話しようとするミサトさんの子供っぽさが強調されますが、「破」ではオトナ目線なのではなく本当にオトナなんだ、ということがわかります。
なお、映像と音の素晴らしさについては他の人が書いているとおりです。発色が素晴らしく良い(初号機の紫色などは1.01と比べると別物)、淡いグラデーションが美しい(濃淡が階段状になりやすいのですが新技術のおかげで見事にクリア)、などなど圧倒的です。最初からこれを出してくれれば文句なく満点でしたが、ずいぶん待たされたので★1つマイナスします。
THANKSGIVING LIVE IN DOME【通常盤】
会場に見に行けなかったので、DVDで楽しみました。
どの曲も大好きになりましたが、
ちょっと若い頃を思い出し・・
三人で歌っている、ホイットニーヒューストンの「I have nothing」がとてもいいです!
ジェジュンの低音がかっこいい〜 もちろん、ジュンスはのびやかな声がいいし、ユチョンのハスキーボイスも
大好きです。
何度見ても、いいですよ!!
バーナビー警部~美しすぎる動機~ [DVD]
NHKのBSの海外ドラマの枠で放送されていた作品ですが、イギリスの地方での生活を垣間見ることの出来る貴重なドラマでした。
主人公バーナビー警部はごく普通の家庭のお父さんで、家では良き夫、父であり、けっして「警察官」という仕事に振り回されて家庭をないがしろになどしていません。のんびりとした平和な空気の中、一人しかいない部下とも仲良く、しかし事件には鋭く迫っていきます。
日本で見られるの海外ドラマはアメリカものが圧倒的に多い中、イギリスのきれいな田園風景が見られ、ちょっと異色で面白い一作です。