The Rise And Fall Of Ziggy Stardust (EMI) [ENHANCED CD]
久々に聴いたけどやっぱイイわ〜。この人の70年代の作品はどれも傑作だけど、このアルバムは別格。その時代ごとにヴォーカル・スタイルを変化させてきた人だけれど、鼻にかかったちょっと甘めの歌い方はこの頃ならではですね〜。あと、ミック・ロンソンの存在も見逃しちゃいけないよ。アレンジ面でかなり貢献してるハズだし、クレジットされてないけど曲作りにも関わってるはず。モチロンそのギター・プレイは最高。後のパンクの連中、スティーヴ・ジョーンズやミック・ジョーンズなんかは絶対影響受けてるよ(本人達は認めないだろうが)。もっとちゃんと評価しようよ〜。草葉の陰で泣いてるよ〜。
BOOWY COMPLETE ~21st Century 20th Anniversary EDITION~
私は数年前に発売されたホワイト版を持っていますがパッケージが汚れやすいのでブラック版を買えば良かったと思っていますが内容には満足しています。こちらの20周年記念のタイプは音質も良いはずなので興味のある方は是非買った下さい。このボックスセットの良い点はブークレットでバンドの歴史が確認できるのと1枚ごとの音楽的変化が確認できる事だとも思います。改めて聴いてみると1枚目から4枚目の音楽的変化が特に激しく4枚目以降はそれ程の変化はなく4枚目発売時で解散を考えていたのも納得できます。質という点では1,2枚目は正直、他のアルバムに劣りますが1枚目はノーニューヨーク、イメージダウンなどの代表曲が収録されており2枚目はセルフプロデュースという事もあり実験性に富んでいます。3枚目ではいきなりポップに変化し4枚目は音が洗練されボウイサウンドが間違いなく完成しています。4枚目以降では解散後の布袋さんの音楽性も確認できます。そして、結成時より布袋さんは全てのアルバムで編曲プロデユースにかかわり、このバンドではギターリストよりもプロデュース、アレンジャー的立場であり、長いソロも引いていません、後期になると氷室さんの作曲もだんだんと少なくなり、コーラスも布袋さんの声が目立ち、高橋さん松井さんのプレイはだんだんギターがなくても曲が成立するほど安定感が増します。恐らくは結成時より自分達の目標が達成したら解散しようと考えており解散までに各自、自分のスタイルを完成させようと思っていたと思います。まるで生き急ぐかのように活動し解散したバンドでした
IF YOU WANT
氷室京介のバラードは力強く、優しい。
それでも、ここまで「祈り」を込めた曲は今まで無かったのではないか。
被災地の事を考えれば、「音楽の力」などと容易く言うメディアの言葉よりも、
ただ、傍に居て、背中を押してくれるようなこの曲がどれほど励ましになるだろう。
積極的な支援も含め、彼の行動を心から尊敬している。
一日も早い被災地の復興と日本の復興を心から祈っています。
ラビリンス 魔王の迷宮 コレクターズ・エディション [DVD]
この映画を数十年前テレビで見ました。私の吹き替え版大嫌いのきっかけになった映画です。 当時、デヴィットは大好きで ジェニファーも綺麗で楽しみに見ました…がサラ役の声優たしか当時親が有名人で外国育ち英語話せるとかで チヤホヤされてた北嶋舞とかいう女優だったと思います。子供心に喋り方が下手だなっとガッカリしながら見たのを今だに覚えています!今回の内容紹介に吹き替えが誰なのか載ってないので どなたか知りたいです。プロの声優さんが吹き替えしてれば 映画の内容は最高なので 星5つなのですが!
STATION TO STATION SPECIAL EDITION
デヴィッド・ボウイの傑作アルバムの再発盤。こちらは3CD版。
本編ディスクでは、あまりにも素晴らしいこのアルバムを最高級の音質で楽しめる。
今回のCDは所謂「デジタル・リマスター」ではなく、当時のアナログマスターテープから直接デジタル制作されたらしく、アナログテープらしい豊かな中低音が魅力だと思う。
1999年リマスターでの異様にデジタルっぽい硬い音質とは別物の、素晴らしい音質である。
そして、今回ボーナスディスクとして蔵出しされた2枚組ライブアルバムは、これだけでもある程度の売り上げが見込めるほどの充実した内容である。
この1976年3月23日のナッソー・コロシアム公演は当時FM放送されたこともあり、相当数のブートレグを生んだが、今回の公式盤はそれらのブートレグすべてをゴミ箱行きにするほどの圧倒的な音質である。
また、ブートレグでは未収録だった「Life On Mars?」「Five Years」のメドレーが初公開されたのも歴史的大事件といえる(逆に「Panic In Detroit」での豪快な編集は大きな欠点だ)。
ボウイのカタログの中でも特に素晴らしいアルバムを最高級の音質かつ、大充実のライブアルバムとともに楽しめるのはまさに「生きてて良かった!」と思えるくらい幸せなことだと思う。
ぜひ「痩せこけた青白い公爵」を自宅のプレーヤーに帰還させてほしいと切に願う。
本当に素晴らしい3枚組だから。