ファイアーエムブレム~封印の剣~オリジナル・サウンドトラック
封印の剣サントラです。
あのCMで流れたオペラのロングバージョンがのっています。すごい。
音楽は、GBAのオリジナル音源ではなく、原曲であるシンセサイザーの音が使われているので、嫌だー、自分はアドバンスの音が聞きたいんだーってな方はどうしましょう。でも、音はPS並にきれい。こっちがいいと言う人はいて当然。どうしてもアドバンス音が聞きたいのであれば、Vジャンプ発売のFEキャラクターズについてるCDをお聞きください。ただし、曲は少ないですが。
全曲のってないのがなあ…。
ファイアーエムブレム 聖魔の光石のあるきかた
FEあるきかたシリーズも3つ目になりました。
前作、前々作とシステムがほぼ似てるだけあって、ネタが恒例化されているのもあります。でもそれは大抵攻略の手助けにもなるのでうれしいです。例えばパラメータ上昇例や、支援相手、お金の節約、など。
前作が続きのシリーズであって、あまり変わっていないこともあり、前作あるきかたはあまりおもしろくなかったのですが、今回は違う話でもあり、エクストラマップも登場、クラスチェンジの分岐などもあり、聖魔の光石オンリーネタもそろっています。また、新しい試みもやっているみたいです。
でも、GBAでシステム変わってないので封印の剣みたいな新しさはないです。読み物としてならおもしろいです。
ファイアーエムブレム 封印の剣
何かレビューでは評判は芳しくないようですが、
かなりいい出来です(携帯ゲームにしては)。
ストーリーはやはりお粗末なところもありますが、
支援効果の会話はかなり良いものが多いです。
実際、これのお陰で良作になってたりもします(笑)。
トラキアを普通にクリアできる方からすれば簡単すぎかもしれないですが。
肝心のゲームシステムは、悪くないです。
思考ルーチンもまぁまぁですし、布陣の仕方も良い。
ただ、山賊、海賊などの特別なクラスでしか入れない地形、
つまり山、海と言った地形が少なすぎます。
また、アーチャー、スナイパーしか使えないアーチ等が少なすぎなので、
遊牧民に活躍の場を取られちゃったり。
これでは、地形を活かした戦略ができなくなってしまいますよね。
そして、斧使い、弓使い(アーチャー)の冷遇。
アーマーナイトが優遇されているのが唯一の救いでしょうか。
今回は、攻撃から守備を引いてから必殺値が出ますので、
かなりアーマー系は使えます。
結構悪い点ばかり挙げてますが、良いところも多いです。
スキルの廃止(これは賛否両論ですが)、
キャラバランスの均衡の取り具合(ソードマスター抜きで)、
闘技場無しでも頑張ればクリア可能、
それなりの戦略が要る、
初心者でも安全なゲームレベル、
ハードモードが有る。
と言ったところでしょうか。
あとは、キャラが例によって(前にも増して?)可愛いので、
萌えたい人にもお勧めですね(笑)。
ファイアーエムブレム 聖魔の光石
今回は2人の主人公が登場し、物語中盤でそれぞれのルートに分かれて別の物語を楽しむことができます。
エイリーク編とエフラム編、後者のほうが全体的に難易度は高めです。というかエイリーク編はFE全体で見てもかなり難易度が低い方だと思います。
その上物語が外伝も含めて全23章で終わってしまうので1周目を終えた時は「あれ、もう終わり?」という印象でした。
2人の主人公両方のストーリーを遊べば充分なボリュームと言えるのですが、片方だけだと前作までの封印や烈火に比べて不足を感じます。
比較的安全にレベルを上げられる救済措置もあることから、初心者にもおすすめです。難易度の低さ、物語の短さが手軽に遊べる長所になります。
そんなちょっと「ヌルめ」な印象の本作ですが、実は他のFEにできない楽しみ方もでき、安易に評価を下すことはできません。
本作はクリア後も楽しむことのできるFEです。クリア後も遊べるマップが多数用意されており、封印のエクストラマップなどとは異なり今まで通りに攻略・育成を行うことが可能です。
しかも本編より遥かに難しいマップも用意されており、本編で物足りなければさらに育成してこちらに挑戦するというのも勿論ありです。
他にも、クラスチェンジ先が分岐していて、より自分好みの部隊を編成することができるようになっています。本作は、FEの中でも自由度が高い。
新登場の上級クラスや敵キャラクター(主に魔物)のグラフィックも新規に描かれていて、従来のものに劣らないぐらいよく動きます。
公式でも難易度が低い扱いを受けた事のある本作ですが、「むずかしい」モードのエフラム編は従来作品と比べても遜色ない難易度だったと思います(救済措置を封印して…です)。
しかし、私の周りで聞いたのは必ずしも良い評判ではなかったのが残念です。個人的にGBAのFE3作で最ものめり込み、1周のプレイ時間が100時間を超えたのはFEシリーズでも本作だけです。
特にFE慣れしている方なら2周以上遊ぶこともザラでしょうし(エイリーク・ヘフラム編両方とも遊べる)、縛る(使うユニットなどを自分で規制する)ことで難易度調整を図るのもお手のものなはず。
FEならシミュレーションとしての歯応え、本編のボリュームを優先すべきだというのも理解できますが、上で述べたような楽しみ方があると分かれば、本作もあながち悪くないものだと思いませんか。