愛し恋し君だけに (ニチブンコミックス)
主人公(受)がとても可愛らしい。
(容姿ではなく主に性格が)
『愛し愛し君だけに』では同性愛ならではの葛藤があります。
主人公の片思いがなんだか切なくてキュンとしました。
そして
そして攻がキラキラ(*'∀`*)
あ、いや、格好いいんですが。
あと、どの話でも共通なのが、アレなシーンに入るのが早すぎませんか(笑)
BLならではと言えばならではですが。(想いが通じ合ってから直ぐにやるのはアリなのか…)
特に『躾けられたいほど好き』では、展開の早い。
ゲイ嫌いの奴に一目惚れしてから両想い?になるまで、一週間は経っていない。
失礼ですがこれには思わず笑ってしまいました。
個人的に絵柄と眼鏡が好きなので、星3つのところ星4つ。
夢路いとし喜味こいし 漫才傑作選 ゆめ、よろこび しゃべくり歳時記 [DVD]
老若男女を問わず愛された名人芸。その暖かくてほのぼのとした「夢路いとし喜味こいし」の話芸を,存分に堪能できる永久保存盤です。
収録されている「お題目」は以下のとおりです。
ジンギスカン料理 /我が家の湾岸戦争 /お笑い交通巡査 /お笑い長電話 /ぽんぽん講談 /女の一生 /
物売り 季節感 /こいしさんこいしさんピアノ /親子丼 どんどろだいし /新婚旅行(旧婚旅行)/全国名物いろいろ /
仲人さん /バック・ライス /花嫁の父 /ファーストフード初体験 /迷い犬探しています /元は役者(女形)/
レストランAランチ・Bランチ /嫁いりまへんか(財産)/機械に弱くてこまります /地球にやさしい男
いとしこいし想い出がたり
2011年1月に惜しくも亡くなられた喜味こいしさんの自伝的体験談である。関西の演芸会を長年に渡って背負っていた伝説の漫才コンビ、夢路いとし・喜味こいしの歴史が子役時代から暦を追って書かれているから歴史的な意味でも重要な作品になっている。もちろんこれを読んだからといって彼らの至宝のような芸の秘密が解き明かされるものではないが、芸はやはり人なのだとあたりまえのことを実感させてくれる1冊であった。
いとしこいし 漫才の世界
本書の白眉は、「いとし・こいし名作選」に尽きるであろう。「交通巡査」「物売り・季節感」「ジンギスカン料理」のいとこい舞台・TVをリアルタイムで見てその都度笑ったが、今回読んでもやっぱり笑いを誘う臨場感があった。おふたりのほのぼのとした人生が背後から優しく包んでいるようだ。いずれビデオやDVDでも楽しめるのであろうが、夫々の演目を、活字のもつ均一な表面からどう起伏をつけて楽しむかは、全く読者の自由に委ねられる。これ又、読書の醍醐味ではあるまいか。
尚、名作「ジンギスカン料理」の作者が西村博氏なることを本書で知ったが、現在消息不明という。一人の秋田実氏の後ろには何人もの西村氏がいたことは忘れてはなるまい。
多くの人々に愛され敬慕されたいとし師匠へ、謹んで哀悼の意を捧げたい。
謹んで夢路いとしさんのご冥福を祈りたい。
澤田隆治が選んだ 爆笑!漫才傑作集(5)
このシリーズの中で、珍しい漫才さんが登場しているのがこのCD。相方の玉枝の顔の長いのを売り物にして、ネタのそこかしこに「うま」が出てくる「玉枝・成三郎」のコンビの漫才は、このCDでしか聞くことが出来ない貴重なもの。≪万歳の神様≫とされ業界では「師匠」と呼ばれるのが普通のところ、「砂川捨丸・中村春代」の捨丸だけは、「先生」と呼ばれていた。80歳を過ぎても舞台に上がっていた捨丸の面白さは、聴かないとわからないであろう。はじめて「お笑い金色夜叉」を聞いた時の事は忘れられない。高齢で飄々とした捨丸の顔が全く笑わずに演じる漫才は、その客席とは正反対。客席は爆笑である。「三遊亭小円・木村栄子」、「ミスワカサ・島ひろし」は、大阪漫才の代表的存在。栄子の口の悪さは、有名。ミス・ワカサの早口は、立て板に水どころか立て板に水ならば滲みこむ間があるが、立て板に玉である。どちらも女性が男性をやり込めてしまう漫才。「夢路いとし・喜味こいし」には、説明も不要であろう。