君と会えたから・・・
職業柄たくさんの本を読む方だと思うのですが、最近の中でも本当に特別感動しました。
「○○の教え」とか「自己啓発書」なんて本の帯に書いてあると、それをみて敬遠したくなる人も多いのではないかと思うのですが、そんな風に肩肘張って読むものではないと思います。読み始めると普通に途中で止められなくなって一気に読み終えてしまうと思います。ちなみに私は渋滞の車中で読み切っちゃいました(笑)。
読後ものすごいエネルギーが体の中に宿っている感覚を味わいました。
今までこのようなレビューを書いたことはないのですが、なんだか一人でも多くの人にこの感覚を味わってほしくて書いてみました。興味があって迷っているなら私は本当にオススメします。
筆者の喜多川泰さん本当にありがとうございます。
少なくとも1360回はありがとうって言いたい気持ちです(笑)
君に届け スペシャル(限定版)
意外とよく出来ています。
1から2への物語のつながりが、オリジナルストーリーと、微妙にずれているので、スペシャルを買って良かったです。
1を3回やり直して、2につながりました。
漫画を先に読まれた方が、いいのか悪いのかは、よくわかりません。
最初に、漫画を読んだ時、”ともだちになりたい”と言う所では、つい涙がでてしまいました。
それから、1年がたちますが、何回も読み直しては、いまだに随所で泣いてしまいます。
僕は君たちに武器を配りたい
社会に出て誰もがなんとなく実感していたことを、多くの事例を引き合いに出しながら明確に論じてくれている。
「イノベイター」や「トレーダー」という分類は独特なもので面白かったが、実際世の中のほとんどの人間は「コモディティ」で、
エリートと呼ばれる人々の多くも「エキスパート」、すなわちこれからは生き残りが難しい人種だそうだが、
誰もが「マーケター」や「イノベイター」になれないのも事実。
それでは並みの能力しか持たない人はどうすれば良いのか難しいところだが、筆者は「こうすれば必ず成功する!」ということは一切言わない。
むしろそれを巧みに避けながら、読者自身にそれを考えさせようとしている。さらっと読めるが奥の深い本だ。
英語やITは手段であって目的ではないということや、「社会に出てから本当に意味を持つのは、インターネットにも紙の本にも書いていない、
自らが夢中になりながら手に入れた知識だけだ」というフレーズは、月並みながらもヒントになるのではないかと思う。
ただ現実の社会人は単純に本書のような6類型に分けられるとは思わない。
これに該当しないパターン、例えば幅広い人脈や人望によって成功していくタイプやニッチな領域で活躍するタイプなど実際はもっと複雑であろう。