かおりくみこ スーパー・ベスト
冥王星がなくなっちまったよお!(別に存在がなくなった訳ではありませんが)
ゴッドシグマは忘れても(もしくは知らなくても)この曲で太陽系の惑星を覚え
た同世代の皆さんにはものすごく感慨深いものがあると思います。
もちろん、この曲自体は他のCDにも散々入ってきたのですが、それを歌った人の初の
ベストということで、この世代の人間は等しく買うべきCDとなりました(断言!)。
他にも宮内さんのOPともども名曲な『レザリオン』EDの「ハートフルホットライン」とか
世代人には涙無くして語れない『ビッキーズ』の楽曲、そして恥ずかしい主題歌で三本の
指に入ると言われる「Lはラブリー」など、「あ、これもこの人だったのね」的な楽しみ
方の出来る素敵な一枚です。通して聴くとイメージバラバラ、玉石混淆ですが、そこは
それ、ってことで。
機神幻想ルーンマスカー
人物はコンプティークでのD&Dのリプレイ(ロードス島戦記)の挿絵、
小説版ロードス島戦記の挿絵とキャラクター原案、ガンダムW等での衣装デザイン、
メカとしてはパトレイバーや劇場版逆襲のシャアのMSデザイン、ガリアン鉄の紋章の騎士型兵器をデザインされた出渕裕氏の描く
半人半獣の機械の神が統べる世界に繰り広げられる運命の少年レアルの冒険。
出渕裕氏のデザインによるキャラクターやメカが出渕裕氏自身によって描かれている本当のオリジナルな内容の魅力ある物語。
続巻を真剣に待ちわびます。
2008年9月26日追記
出渕裕画業30周年記念画集
特別小冊子「機神幻想ルーンマスカー未収録コレクション」にて
徳間書店より復活決定。
月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 11月号の付録にて
『機神幻想ルーンマスカー 序章』出渕 裕があり、コミックリュウにて連載再開決定。
ささきいさお 45周年記念ベスト 銀河航海誌
超人機メタルダーの主題歌を探していてこのアルバムに行き当たりました。
同作品のサウンドトラックもあったのですが、欲しいのは主題歌のみだったこと
また収録されている曲の数々が魅力的だったことからこのアルバムを購入しました。
さて、お目当ての「超人機メタルダー主題歌:君の青春は輝いているか」
作曲:三木たかし 作詞:ジェームス三木 押しも押されぬヒットメーカー
巨匠コンビによる、一般的なTV主題歌とは一味もふた味も違う壮大なヒーローソング。
重厚な旋律、感動的なオーケストレーションにのせて「宇宙全体よりも
広くて深いもの、それは・・・」と一度聞いたら忘れない印象的な詩が胸を熱くさせます。
テレビサイズの尺に収めるのにアレンジャーが苦労した逸話も残る伝説の一曲。
アルバムのタイトルのとおり、45周年を迎えた(2005年現在)ささきいさお
の歌唱は、全ての時代を通して変わらず力強く、曲の解釈・表現の緻密さにおいては
年を追うごとにますます深みを増しているようです。
30歳代以上の人には懐かしい曲目ばかり。おなじみ宇宙戦艦ヤマトに始まり、
ささきいさお自身が最も強い思い入れがあるという銀河鉄道999で
感動的に締めくくられます。
目当てはメタルダーただ1曲でしたが、子供ころに見聞きしたアニメ・特撮ヒーローが
盛りだくさん。思いがけず子供のことにタイムスリップしたような
気分も味わえました。ヒーロー物が好きなら、文句なしにお勧めの一枚。
ANIMEX 1200シリーズ 66 闘将ダイモス
戦争に恋愛を持ち込んだことで、ある意味マクロスの元になったと
言っても過言ではない作品。そんな要素はさて置き、ロングトレーラー
がロボットに変形する見事なギミックや、ジャンボーグライクな操縦
システムなどロボットモノとしても熱い本作。音楽もとても熱く切ない
です。主題歌は言うに及ばず、シングルみたいな値段で太っ腹!!
ゴッドバード① (CR COMICS)
とりあえず、「超電磁大戦 ビクトリーファイブ」を先に読みましょう。
本作は完全にあちらの続編です。
実のところ導入編としては、むしろこちらの方が優れています。
原作の知識すらなくても、独立した作品として十分に楽しめそうなくらい。……前半だけなら。
しかし1巻の後半になって、いきなり「ビクトリーファイブ」が割り込んでくるのはやや残念。
「ゴッドバード」の物語が温まりきらないうちから、急にVチームへドラマの主導権が移動してしまいます。
少なくとも「ビクトリーファイブ」のファンにはお勧め。
そうでない方も楽しめそうな気はするのですが、こちらはちょっと自信を持ちきれません。