エアポート’75 [DVD]
大空港に続くスカイパニックの代表作にして素晴らしい内容です。しかも当時でも往年の大スターが出てる事も見逃せません。ダナ・アンドリュースやグロリア・スワンソン等です。我がチャック・ヘストンは当時50歳、なんとも言えないかっこ良さです。出来栄えも上々でもハラハラドキドキ時間を経つのも忘れるテンポで話は進みます。スカイパニックではチャールトン・ヘストンのハイジャックも良かったですが、もうこのような作品を背負ってたつ俳優はいないでしょう!アルツハイマーのヘストンが哀れで可愛そうです。頑張れ!我らがチャールトン・ヘストンと叫びたくなる快作であり当事の超大作です。
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ボーイング747――その名を耳にするだけでも、何故だか妙に心躍るものがあった公開当時、その大型旅客機の操縦席に小型機が激突した、まさにその瞬間を描いた映画ポスターを目にした途端、アメリカという国は、こんなに大胆で突拍子もない発想の映画を普通に作るんだな……と、相当に強烈な印象を心に受けた記憶があります。残念ながら、大画面で鑑賞する機会には恵まれませんでしたが、後のTV放映を見て『大空港』同様にすっかり夢中になってしまいました。
『大空港』と同じく、脚本の巧みさや演出の的確さは勿論、素晴らしい演技陣にも心底から魅了されてしまいます。チャールトン・ヘストン、カレン・ブラック、ジョージ・ケネディ……本当に、確かな存在感と強い個性とそれぞれに素敵な魅力を備えた巧い俳優さんばかりです。グロリア・スワンソンの華やぎは言うに及ばず。リンダ・ブレアの愛らしさには、この作品で初めて触れた気がします。
また今回は、TV放映時の日本語吹替音声が収録されていることも、購入の大きな動機の一つとなりました。例え、音源の残っていない部分が「原語+字幕」の扱いになってしまうという難点はあっても、当時のベテラン声優さんたちによって醸し出される独特の雰囲気には、何とも捨て難い魅力があります。ただ、いつも思うことではありますが、この作品の場合もまた、声優さんの扱いがお粗末なのが気になりました。ジャケットの配役表(役名・俳優名・声優名)に記載があるのは主要人物5名のみです。無論、配役表さえ載っていないソフトもありますので、まだ有難い方であるのかも知れませんが、他にも黒沢良さん、富山敬さん、池田昌子さん、穂積隆信さんなど、TVで見た当時からしっかりと記憶に刻まれている声優さんも多く出演しておられますので、余計にそんな思いに捉われてしまいました。
エアポート'75 [DVD]
大空港に続く2作目。このシリーズも回が進むにつれショボくなっていきますが、まだこの2作目はかろうじてハリウッド大作の雰囲気が残っている。
飛行中のジャンボ機にセスナが正面激突するという、一体何をどうしたらそんな事故が起こるのかという感じだが、パイロットも死亡してしまい、替わりにスチューデスのカレンブラックが操縦桿を握るのがメインのプロット。般若顔のkブラックがパニックになりながら奮闘するシーンの顔つきは最大のスペクタクル!
別の飛行機からロープで事故機に乗り移ろうとするのはスタローンのクリフハンガーを彷彿とさせます。