座敷女 (KCデラックス (412))
図抜けた身体能力と我慢強さを兼ね備えた女ストーカーが
ちょっとしたことで出会った大学生をつけ回す話。
身体能力…昆虫のような姿勢を保ちつつ、四つんばいで高速移動できる。
二足での走行も、インターハイに出場した兄ちゃんが追いかけても
追いつけないほど。
我慢強さ…先の兄ちゃんは空手もやっている。急所に蹴りを入れるが、痛がりながらも
襲い掛かってくる。
ストーキング行為…獲物の部屋に手紙を残すが、書き損じがかなりサイコ入っている。
文章では表せないので見てください。すごいです。じっくり観察し、
憎い相手に精神的ダメージを与える手紙が書けるようになりましょう(?)
いつの間にか合い鍵を作り、侵入する。
あんまり書くと読んでからの面白みが失われるのでここら辺にしておきますが、
容姿がまたすごい。伝線しまくったストッキング、ざんばらの髪、薄汚いコートと、
およそ普通の女性とは思えない。
こんな人に追い回されたら生きた心地がしないでしょう。
最後の台詞の時の表情、寒気がしました。かなり気合入れて描いているなあと思いました!!
怖いっすよ。
ちなみに、脇役ですが、女子高生のおねーちゃんがなかなかかわいらしいです。
鮫肌男と桃尻女 [VHS]
前半は非常によかった。・・・けど後半は前半のテンポがなくなり普通の展開になってしまい正直だれました。出てくる顔ぶれの濃さにストーリーと演出が負けまくっていたと思います。良かったのは我修院達也と岸部一徳だけでした。鶴見辰吾は最初のキレっぷりが後半まったくいかされず、中村獅童の方がスタイルもよく、キレた演技もできるだけに残念・・・。寺島進はいつものキャラと違って柔いキャラで新たな魅力がありましたが、氏のキレっぷりが大好きな私は少々残念。拳銃を使うなら『ドーベルマン』のような考えられた演出で盛り上げてほしかったです。
東京怪童(3) <完> (モーニングKC)
この漫画を売る事はできません。 僕は漫画を何回か読んで、時間が経てば売ってしまいますがこれは絶対に残しておきたいです。 登場人物全員が愛おしく思えます。だから最後の方の「愛したい」にはかなり泣きました。 人間なので好き嫌いは分かれると思いますが、これから僕は1番好きな漫画は何かと聞かれたらまず、東京怪童の名を出します。
八二ハゲ紳士…どの辺が紳士なんだろ…。
鮫肌男と桃尻女 [VHS]
前半は非常によかった。・・・けど後半は前半のテンポがなくなり普通の展開になってしまい正直だれました。出てくる顔ぶれの濃さにストーリーと演出が負けまくっていたと思います。良かったのは我修院達也と岸部一徳だけでした。鶴見辰吾は最初のキレっぷりが後半まったくいかされず、中村獅童の方がスタイルもよく、キレた演技もできるだけに残念・・・。寺島進はいつものキャラと違って柔いキャラで新たな魅力がありましたが、氏のキレっぷりが大好きな私は少々残念。拳銃を使うなら『ドーベルマン』のような考えられた演出で盛り上げてほしかったです。
鮫肌男と桃尻女 [DVD]
鮫って。泳ぎ続けないと呼吸できなくて死んじゃうのですよ。
そんな映画です。速いくらいテンポよく進むストーリーにコマ割、演出。そして役者陣、そのすべてがピタリとはまり、これまで見たことの無いカッコいい映画です。そして人生のベスト3の映画のひとつです。
映画の主人公はヤクザの金を持ち逃げした浅野忠信扮する鮫肌黒男。それを追う、それぞれにいろいろな立場のヤクザ達。しかもヒトクセもフタクセもある濃い濃い人たちです。
そして、この映画の本当の主人公、牢屋のようなホテルを仕事場にし、つまらない人生を歩んでいる桃尻トシ子の自分を変えていく成長物語。
鮫肌に関わることにより、ある者は、つまらない人生を変えようと走り出し、またある者は野心のために走りだし、またある者は、変態的な性欲を満たすために走りだしと、そう皆それぞれが走っているからどの場面を見ても楽しいのです。2回目以降もそれぞれのキャラクターの目線でストーリーを追うとさらに楽しめるのです。あきないのです。
この映画の面白さ、良さを伝えることができない私の文才の無さが唯一悔やまれる点です。
石井監督、是非このころの斬新な撮影、演出技術を思い出し、すばらしい作品をお願いします。ずっと待ってます。