エレメンタル・ジャーニー
待ちに待ったサニー・ランドレスのオリジナル・アルバムですが、一曲一曲が粒揃いの洗練された質の高いものとなっています。
先日の来日公演でもスライド・ギターを核とした素晴らしいライヴ・パフォーマンスをみせてくれました。
ただ本音(欲)を言えば、やっぱりサニーのヴォーカルが聴きたかったのですが、それは次に期待したいと思います。
アウトワード・バウンド
日本盤で放置されていた6曲目での音飛びはもうない。
よかった。本当にほっとした。
再発売にあわせて新しく書かれた解説もいい。
どうぞ安心してお買い求めください。
素晴らしい曲ばかりで
こんなに完成されたアルバムなのに、
今から思えばほんの挨拶だったのだ。
作品の一部ですがこんな音楽ができます、ってなもんだ。
先駆者、改革者と言われる演奏技術を
軽く包みこんでしまう作曲家としてのセンス。
メロディは泉のように湧くのだろうか。
ギターの音色のなんと美しいことか。
さらに彼は歌もうまいのだが
声が若く最近の歌と味わいが違ってまたいい。
こんな豊かな音なのにクレジットはシンプルだ。
Sonny Landreth / vocals、guitars
David Ranson / bass
Kenneth Blevins / drums、percussion
Steve Conn / organ、piano、accodion
バックヴォーカルで
Sue Medley、John Hiatt(9.でrhythm guitarも)、Marce Lacoutureが参加。
解説は細川真平。
サウス・オブ・I-10
私自身、サニー・ランドレスというロック・ミュージシャンの存在を知ったのはつい最近のことです。
今年4月にリリースされた3枚のアルバムをはじめて聴きました。正直なところ驚きました。
とてもクオリティが高く、カッコいいのです。スライド・ギターはもちろんのこと、楽曲も歌声も良いのです。
いままで20年以上にわたって洋楽ロックを好んで聴いたきましたが、サニー・ランドレスは何故か知りませんでした。
正直もっと早くに聴いておけばよかったと思わせる、本当に素晴らしいアーティストです。
私にとって、ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンと同様にアメリカを代表するロック・アーティストだと思います。
知名度では劣りますが、そんなものは関係なく本当に素晴らしいですので、是非聴いてみてください。
今月の来日コンサート(2日間)がいまから待ち遠しいです!!