MAX ANARCHY (初回特典:魔女ベヨネッタのダウンロードコード 同梱)
「マッドワールド」や「ベヨネッタ」などのプラチナゲームズが開発を担当しただけあって、
特にオンラインの面白さはなかなかのものです。
まずオンラインは4対4のチームマッチ、1対1の真剣勝負など様々なルールがありますが、
何と言っても16人対戦の乱闘バトルが楽しいです。
例えるなら無双系ゲームのキャラたちがスマブラのルールで戦っている感じです。
多少大味だったり、理不尽と感じる場面もありますが、友達とワイワイプレイするのは非常に楽しかったです。
ただ、海外のゲームほどルールのエディットが細かく設定できるわけではないので、
チームに戦力差があると長い間一方的な展開になってしまいがちなのが難点です。
この辺り、先行するスマブラは絶妙なバランスで初心者も救済していたのだなと思いました。
グラフィックはキャラは緻密でエフェクトやモーションはド派手。
ただキャラはメインと作りこまれたキャラと手抜きキャラの差が大きく、
クオリティはもうちょっと統一して欲しかったところです。
ただ、ベヨネッタが好きなので彼女のゲスト出演はうれしいです。
オフラインのストーリーモードは短いという人もいるようですが、
個人的にはやることがワンパターンで長く感じてしまいました。
ストーリー自体もあまり魅力的でなく、実績解除のための作業になりがちです。
続編が出るならオンラインは特定のプレイヤーはキックできたり、
アイテム出現率などを調節できるようにしてほしいのと、
オフラインではもうちょっとストーリー性を増してほしいと思いました。
痛みの作文
DREAM AND DRAMAにやられて
こういった類いの本は読まない自分でしたが
勢いで買ってしまいました。
が、買ってよかったです。値段も高くないし。
アナーキーという男がどんな男か
これ読んでわかると思います。
不良だけど非行ではない。
夢ある、人よりちょっと勇気と行動力がある少年。
そんな等身大の彼が、ひしひしと伝わってきました。
かわいく言ってみたものの、めちゃめちゃヤンチャだけど(笑)
すごく勇気をもらえた本です。
私はすごく気に入ってます。
アナーキーが好きなら迷わず、お勧め☆
アナーキー [DVD]
「アナーキー」、このバンド名に特別な思いを抱いている野郎は多いはず。
俺が中学高校の当時、レコードやテレビの中の音楽はみんな“大人”が作ってた。
作り手側が何だかすごく遠い存在に思えた。
そんなとき、やつらの歌が聞こえてきた。単純明快。ガキどもが叫び、楽器をかき鳴らしていた。
今改めて当時のシーンを見ると、ホントにマジメな青年たちだったんだな、というのが率直な感想。
いや、皮肉じゃなくて。
ロックンロールにマジメで、曲作りや演奏にマジメで、
そしてレコード会社や先輩やスタッフに対してマジメ。
パッと見のワルさと、芯のマジメさを両方もつことで
頭一つ抜けた存在になれたんだなーと改めて感じた。
(でもホントに80年代当初は彼らのようなスタイルは“反社会的”とレッテルを貼られ、
大衆社会で受け入れられることはなかった。
だから「アングラ」「サブカル」とかいう、細々とした社会が並行して存在していた。)
マンガBORDER―迷走王(狩撫麻礼&たなか亜希夫)で主人公がブルーハーツを例に出して
「普段真面目でストイックな奴らがステージで暴発するのが好きなんだ。」と語っていたのを、地でいく感じ。
だから今でもアナーキーとして走り続ける奴らはかっこいいし、
俺らが今でもアナーキーの音楽やスタイルを追い続けることがカッコよく思える。
Dream and Drama
Anarchyのリリックの一番の良さはその状況が目に浮かぶ所だと思う。名作「痛みの作文」で生い立ちからラッパーになるまでの事が書かれてあるが、どんな環境でも負けない気持ち、皆で幸せを掴みたいという思いが伝わってくる。本と共に買いである。
弱さを出せる人は強い人だし、そういう人に人々は共感する。