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Does the Noise in My Head Bother You?: A Rock 'n' Roll Memoir
前々からエアロスミスとその時代をある程度知る者にとっては、そんなことが起こっていたのか〜、スティーブンからすればそんなふうに感じていたのか〜、と思い知る作品です。
冒頭からスティーブン独特の言い回しが全開で、オリジナルの英語表現を読んでみたい方々にお勧めです。
一人の男の生き様が本人自身の視点で語られています。ただし、時系列は整っていないし、内容もよく飛びます。ほとんどの話はドラッグがらみ。そこがスティーブンらしいと楽しめなければ読みにくいかもしれません。
写真は日本語訳版よりも若干大きめで見やすいと思います。
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There's Gonna Be A Storm - Complete Recordings 1966-1969
バロックポップの元祖として名高いレフトバンク。しかしバンド自体の活動期間はすごく短かった。その素敵なバンドの全ての曲がこのアルバムに入っている。流れるようなメロディーに、ビートルズ風の美コーラス、繊細な管弦楽器のアレンジ等、センスは60年代のポップバンドの中でもピカ一だった。
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Too
Sundazedが紙ジャケット化ならと期待させたが、残念ながら内容自体はストレートリイシューである。
とは言え、やはり音はいいしライナーや曲ごとのパーソネルもありがたい。
一時的に2組のレフト・バンクが存在し、それがバンドのキャリアにマイナスになってしまった。
それも関係して、中心人物のマイケル・ブラウンは傑作シングルM7などにしか参加していないが、出来はファーストにまったく劣らず、甲乙つけがたい。
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Walk Away Renee
アウトレットに家族で行き、買い物しているときに流れていて、誰の曲だったか、なかなか思い出せず、困っておりました。1960年代のオムニバスアルバムに収録されているのを見つけて、曲名がいとしのルネだとわかりました。さっそくネットで検索して収録されているこのアルバムを購入しましたが、ルネ以外にも聞きやすい曲が収録されており、ゾンビーズなどがお好きな人にもおすすめです。